ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

イルピアットオーケストラ

カウンター7席だけのイタリア料理店「イルピアット」が 「イルピアットオーケストラ」というイベントを開催。 3000円でフリーフードとライブ(フルートや三味線)が楽しめる。 今日はその会場、ライブハウス・メトロへ。 入場すると、ハロウィン満載のプログ…

ナツいアツでした

週の中頃くらいから急激に寒くなってきたので この週末は「衣替え日和」 (あぁこんな服、持ってたなぁ)と一着ずつ思い出すのも 季節の変わり目の面倒であり楽しみな行事。 今年は裏地のついたスカートや、 化繊の生地の夏服をほとんど着なかった。 それだ…

新人さん、いらっしゃい

平成女鉾清音会に新メンバーが入ってきた。 今日から7回、祗園囃子の基礎の稽古をつける。 会長としてご挨拶。 平成女鉾清音会に入って良かった事を2つ話した。 1.祗園囃子を通してできる体験 祗園囃子は祭で奏でるので、神様に聞いてもらう曲。 技術も大切…

ジビエ料理

野生の鳥獣を使った料理を、ジビエ料理というらしい。 狩猟を愛好するヨーロッパ(特にフランス)の王侯貴族が食していたとか。 今週は食堂に鹿肉のカレーが出ている。 京都では最近、府北部で猪、鹿による農作物被害が深刻になっていて、 捕獲した食肉を利…

野球狂同窓会

「野球狂の詩子」の清算会。 終演後、まだ2カ月弱しかたってないのに、妙に懐かしい。 私は21時頃に合流したけど、 その後も稽古終わりのメンバーが続々と登場。 お店の硝子戸に姿がうつるたびに 「あ、百合ちゃんだ」 「あ、蟷螂さんだ」などと、 同窓会し…

なががたなほこ

イタリア料理店のカウンターでお料理を食べていたら 「マスター、あの『なががたな』って何?」と聞く人がいた。 (えらい早口言葉みたいやな。料理の名前かな?) と思っていたら マスターが「あれは『なぎなた』って読むんですよ」と答えた。 あぁ、店に飾…

上賀茂神社ディープ編

上賀茂神社探検隊に、途中から地元のAちゃんが加わった。 Aちゃんは「子供の時分以来やわ」と言いながら 私達を稲荷神社に連れて行った。 小高い丘といくつかの鳥居をくぐった頂上に、祠(ほこら)が現れた。 朽ちた小屋や小さな舞台もあった。 昭和50年代に…

上賀茂手作り市

石原正一氏、根岸ゆかり嬢と上賀茂神社にてピクニック。 上賀茂神社の中に流れる小川べりで 根岸嬢手作りのお弁当とワインで乾杯。 本日は境内で手作り市もやっていて、にぎやかざんす。 手作り市は、作家さんがこだわりを持って丁寧に作られた品物が多いか…

それはまだ私が神様を信じなかった頃

「チェーホフの御座舞」稽古場に助っ人登場! 元・ニットキャップシアターの大木湖南氏だ。 今回は、彼の得意技をお借りするのだ。 稽古後メンバーと行った焼鳥屋では、大木氏の近況を聞きまくり。 「劇団員と離れると、文学の話をできひんのがツラいわ」と…

サーバーはどこですか?

家のパソコン、インターネットが急につながらなくなった。 今日中に送らなきゃいけない文章があるのに・・・。 夜9時ごろ、建物のヘルプセンターに電話。 まず、アンテナは無事な事が確かめられた。 その次に「サーバーの電源を切ってください」と言われた。…

ネコちゃんの寝床

近所に住んでいる野良猫。 夜は駐輪場の自転車カゴで寝ているようだ。 朝、自転車を出そうとすると、 不意に顔を出して飛び降りるので、よくびっくりさせられる。 寝床にしている自転車は決まっている。 大きめの前カゴがついた、ママチャリだ。 後ろに座席…

囃子方になれるのは・・

平成女鉾清音会の公開稽古。 ただいま、年に一度の新メンバー募集期間なのだ。 今回は65歳の男性から入会の問合せがあった。 ごめんなさい。 募集は女性だけなんです。 男性は、祇園祭で囃子を奏でる12基の山鉾で囃子方になれる可能性があるけれど、いずれも…

iPadが図書館を変える?

「iPadが図書館を変える?~これからの出版、教育、大学図書館~」 という講演を聴きに、京都大学図書館へ。 3人の講師の方が1時間くらいずつ講演された。 がっさり要約すると 紙の資料はこれからほとんどが電子化されていくだろう。 巨大隕石(インターネ…

古典への挑戦状

秋から始めている地唄のお稽古。 今日は「チェーホフの御座舞」作・演出家 ごまのはえ氏と 演出助手の山下かもめ嬢が来る。 用件は 古典の名曲に、替え歌を載せさせていただきたい、 という話。 歌詞の内容は、真面目にふざけている。 地唄の師匠は歌詞を歌…

伏見サケゾーはん

“伏見の清酒バー”が開催されていたので、 京都・四条烏丸のCOCON烏丸へ。 伏見酒造組合が期間限定で、日本酒のショットバーを開店。 日本酒は普段あまり口にしないけど 蔵元直送が、一杯300円から飲めるとなると、 ちょっとたしなんでみようかな、と思うのが…

ブースカ隊参上!

12月24-25に出演する石原正一ショー「エ・ト・セトラ」の稽古へ。 こちらはクリスマスにお届けする音楽ショー。 今日の稽古場は、急きょ河川敷。 バーベキューの匂いや、 男女混合の野球の試合やらを横目に ブースカドンドン。 気づいたら、子供が踊ってた。…

頭も動く

坂本公成さん(モノクロームサーカス)指導によるダンス稽古2回目。 前日、自主的にウォーミングアップしてみたら、右肩を痛めた。 その原因が分かった。 どうも私は、腕の意識が短かったようだ。 腕は肩甲骨から伸びている。 背骨は頭から始まっている。 足…

芸事のデパートやぁ!

高座を控えた桂文我師匠と、時間を縫って芸の打合せ。 「チェーホフの御座舞」では、 落語家・ダンサーの色々な魅力を発揮していただく。 文我さんの本業は落語だが、三味線を持ってもネタのデパート。 演出のごまのはえ氏が「こんなのはできますか?」と聞…

ヨガる

「チェーホフの御座舞」稽古。 今日はモノクローム・サーカスの坂本公成さんによる身体づくり。 ストレッチに始まり、ヨガ、バランス、歩き方などなど。 ダンサーのウォーミングアップはハードだ。 ヒィーヒィー言いながら、 無理無理と思いながら、 とにか…

パイプのおんじ

10月からのたばこ値上げで、愛煙家は打撃を受けているらしい。 私は基本的に煙草が好きではないが、 苦手を通りこして畏敬の念を抱いている紳士がいる。 その方は、80歳を過ぎた小柄な名誉教授。 長年スモークにいぶされて、建物に入ってきただけで存在を感…

平城京の装束(ワタシショット)

昨日放映された、NHKの歴史ドキュメンタリー。 平城京最大のクーデター~最新分析が明かす~「仲麻呂の乱」~ BSが見られなかった方のために、画像をアップします♪ 道鏡役の笑福亭伯枝さん(左)と、 お付きの役の笑福亭純瓶さん(右)。 この時の私は上皇の…

天皇ドリンク

夏に収録した番組が、いよいよ放映される。 追跡 平城京最大のクーデター~最新分析が明かす~「仲麻呂の乱」~ 1時間半の歴史ドキュメンタリーだ。 私はここで、孝謙太上天皇を演じている。 いやぁ、女性天皇役だなんて、おこがましいわぁ。 と言いながら、…

儂が燃えて死ぬまでの噺

本当はミジンコターボ女性版だけ観て帰ろうと思っていたのだけれど、 40分後より男性版も始まるとのことで、 会場で会った石原正一氏や山浦徹氏に 「男子版だけ見ないなんて・・・」と言われて、 このタイトルも気になっていたことだし、 追加料金を払って観…

スーパーソニックジェット赤子

ミジンコターボの『スーパーソニックジェット赤子』を観に、 日本橋インディペンデントシアター1stへ。 これは、この秋のここの劇団の女性版。 女優さんばっかり13人が出演して世界から宇宙まで旅していました。 カラフルでファンタジックなワールドでした。…

カタカナ de キリル語

12月公演『チェーホフの御座舞』のチラシができた! 噺家の座布団の「おざぶ」、そしてダンサー的な意味で「舞」です! (『チェーホフの御座舞』ツイッター公式アカウントより) という意味が込められた『チェーホフの御座舞』 チェーホフが逆さまになって…

検索サハリン

「チェーホフの御座舞」の舞台は、サハリン(樺太)。 ニットキャップシアター劇団員はただいま、 サハリンの資料集めに余念がない。 「サハリンって、ロシア領なんか?」 「微妙やなぁ」 「ロシアの映画って、少ないよなぁ」に始まって 「ロシア人ってどん…

飲み稽古

9月から始めた楽器のお稽古。 稽古場をお借りしているMさん宅が閉まっていたので、師匠と向かいの喫茶店で待つ。 お腹がすいていたので、ハンバーグと海老フライを食べる。 「近所に回覧板回しててね~。長話になっちゃってごめんなさぁい」 Mさんが帰宅し、…

女房役

平成女鉾清音会のお稽古。 祇園囃子を奏で、鉾を持つこの会は、毎年新メンバーを公募する。 去年入った新人ちゃん達も、来月は後輩が入ってくるぞと、 稽古に集中力が増している。 8月から4人に増えた太鼓方は、メンバーをシャッフルして稽古できるようにな…

関西人のモデル気質

次回の役柄もなんとなく決まったことだし 2ヶ月後を見据えて、美容院へ。 スラっとしたお客さんがいるなぁと思ったらモデルさんらしい。 美容師のアシスタント達が憧れの目で話しかける。 ア「モデルさんて、顔やスタイルだけじゃなく、全部がきれいですね」…

歌って、語って、ハラダイス

20101002は、「歌って、語って、ハラダイス」 京都、円山公園音楽堂で、3000人を集めて(目標)のコンサート。 原田博行氏がこれまでの人生をかけた、ビッグイベントだ。 毎月のネガポジ弾き語りライブで、 「いつか京都会館で、その先は武道館で」などと夢を…