ひめ日記3

日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

「ムーンライトクラブin LOVE」を東京で上映するよ

色々告知情報がぎゅうぎゅうなのだけど、このお知らせがまだでした!
『Moonlight Club』が遂にお江戸で上映です♪

お芝居時代から、「関東でも観たい!」と
呼び声の高かった『Moonlight Club』シリーズ。
映画になったからこそ、お目見えが叶いました!
「チュプキ」って名前の響きもかわいい、田端の映画館にて、計6回上映!
しかも全部の回、3人で舞台挨拶いたします♪

チュプキはバリアフリーの映画館とのことで、
日本語字幕や音声ガイドもつけるべく、作業中でございます。
他にも東京上映用にパンフを作るとか、
東京へは3人で車移動するのかとか、
東京での宿泊とか、色々手配もせねばならない今日この頃。

2026年 8月11日(火) 19時30分
2026年 8月12日(水)
 ①10時00分
 ②12時30分
 ③15時00分
 ④17時30分
 ⑤20時00分
CINEMA Chupki TABATA
予約など詳しくはこちらから!

cinema-chupki.stores.jp

室町通りから巡行観覧

祇園祭、前祭山鉾巡行。
病み上がりなので、今年は少々遅れて到着するが、
巡行に出発する山鉾をお見送りせねば!と、義務感にかられての参戦。
琴破山とも言われる、伯牙山の伯牙さん(琴の名手)と目が合う。

熱いけど、大きな山鉾が目の前を通ると、自分の病気が退散するのを実感する。
すべての山鉾が四条烏丸を出発したのを確認して、室町通りへ。

清音会のメンバーと後祭の鉾町に挨拶に伺ったところ、
「2階に上がるか?」と声をかけていただき、お宅にお邪魔させていただいた。
間近に見る、巡行の鉾の迫力よ!

youtu.be

山のお飾りも間近で拝見。

郭巨山、子供の持つ花が取れかけやなぁ、とか。
2階には、子供達がたくさんいて、蟷螂山に声をかけると、こんな動きも見せてくれる。

youtu.be

ありがたいなぁ。
清音会の会長が「日詰さんは、鞍馬山で天狗に運をもらってきたんですね」と言ってくれた。
そういうことに、しておこう。
でも、私達の祇園祭本番は、来週なのだ!

『チェーホフも鳥の名』のクロニクル

ニットキャップシアター『チェーホフも鳥の名』を観に、京都府立文化芸術会館へ。
樺太を舞台にして、ロシア人、韓国人、ニブフ人、日本人などが交錯する話。
壮大な100年物語を、4幕3時間で駆け抜ける。
前半(1890~1923)は、ちょっとした文化のかけ違いなどを挟みながら、生き生きと生活する人々を描くけれど、
後半(1945~1980)は、戦争により、各民族が分断したり、自分がどの民族に所属するのか分からなくなったりの、哀しく重い物語。
後半にかけて役者さんの色素が薄くなり、枯れていく様子が素晴らしかった。

そもそもニットキャップシアターとチェーホフの出会いは、この文化芸術会館が始まりだった。
2007年9月『競作・チェーホフ』という「ぶんげいマスターピース工房」劇場企画があって、ワークショップや学芸講座、試演会を重ね、ニットから『結婚申込』という3人芝居(ごまのはえ、大木湖南、日詰千栄)を上演したのだった。
着物姿で「イワン・ヴァシーリッチ」と呼びかけたり、白土三平タッチの百姓が出てきたり、♪京都慕情♪の歌謡ショーをしたり、影絵や怪物君なんかも飛び出して、『結婚申込』はめでたく観客賞と最優秀演出家賞を受賞し、

チェーホフの『三人姉妹』を上演する運びとなった。
今回何度も繰り返される、ヴェルシーニンの名台詞も発せられていた。
あの時は、役の方が台詞を全然覚えられなくて苦労していたなぁ。

それが2010年12月に『チェーホフの御座舞』として、今回の「チェーホフも鳥の名」の元となる作品を上演したのだ。
一幕ごとに「結婚披露宴」「結婚申込」「三人姉妹」など元になるチェーホフ短編を変え、「落語」「演劇」「ダンス」と魅せ方を変化させ、それぞれの幕によって、雰囲気が大いに違う作品となった。
桂文我さんが父、娘が日詰、結婚を申し込むのが澤村君のキャスティングだったなぁ。
練習の前に、澤村君が「工夫とアイデアの宝箱、ニットキャップシアターです!」と叫ばされていた。
あれは、ごまのはえ氏がもがいていた現れだったのかもなぁ。

そんなこんなで、ただでさえクロニクル(記録・年代史)な話が、個人的に多層的にクロニクル。
芝居を観ながら(あれは誰が演じてたっけ)など、別の次元でも思い出しながらで、めちゃめちゃ忙しかったのでした。
そして最後に、(人間の一生は短いなぁ)と感じました。
ふざけながら、真剣に生き抜きたいなぁ。

風の浴び方

13歳になった甥っ子1号は、色々こじらせている。
電車で「座ってもいい?」と聞いたり
弟に「うるさいよ」と注意して、礼儀正しさがあるかと思えば
レストランに入っても、「僕はいらない」と何もオーダーしなかったりする。
出かける時も「僕は行かない」と必ず一度は拒否する。
妹のために用意したベッドを占領し、最終的に1号が部屋ごと占拠している。
扇風機を最強の風量にして、一晩中、風を集中的に浴びて寝ている。
夜明けに私が扇風機を首振りモードにしても、いつの間にか固定している。

今日はお腹を壊したらしい。
たぶん、ずっと風を浴びているからやと思うんやけどな。
風は、微かに吹いて部屋を通ると爽やかやけど、
集中的に浴びすぎると毒になるんやで。



風邪退治

私がなぜ病気になったのか妹に聞かれ、原因を探ると
・いきなり大家族になったので、一日中クーラーをつけている
・いきなり大家族になったので、気を遣っている
・実家に帰った時に、大家族に遠慮してこたつ布団の上で寝た
など、理由は色々考えられるが、妹には
「鞍馬で何かをもらったかもしれへん」と妖術のせいにした。

そこから妹が色々検索しだした。
「鞍馬はパワースポットやから、具合が悪くなる人もいるらしい」
「きゃりーぱみゅぱみゅが、咳が止まらないので霊媒師にお祓いしてもらったら治ったらしい」
「風呂に塩を入れた方がいい」
「盛り塩をした方がいい」
「下鴨神社に清め塩をもらいに行こか?」
などとアドバイスしてくれる。

う~ん…ありがとう
まずは、抗生物質飲むわ…。

体調不良

体調を崩してしまった。
日曜日、甥っ子2号とブランコをしている時に自覚した。
ブランコをこぐと、目が回る。
咳が出る。身体がだるい。
仕事も休んだ。
身体が布団に押さえつけられるように、重い。
この、のどの痛みは、もしかして例の感染症か??
恐くなって、翌日、病院に行ったら「風邪をこじらせている」と診断された。

コロナではないです。
祇園祭の前祭の山鉾も建ち、ソワソワするけど、ゆっくりします。



いとこ11人

妹が来日したのを機に、日詰いとこが大集合した。
父は5人兄弟。
子供の頃、お正月やお盆に親戚でよく集まっていたが、
最近は誰かのお葬式じゃないと会う機会もない。
その5人の父達も、みんな彼岸に行ってしまった。
「たまには、黒い服じゃない時に会おう!」とエイゴ君が声をかけてくれた。
そしたら、11人のいとこが全員集まった!
いい年して「ケイスケ君」「ユキちゃん」などと、下の名前で呼び合う。
一人ずつ、近況を交えた自己紹介。
それぞれの場所で家族も増えて、みんながんばってる。
私も発表しようとしたら「ひめ日記読んでるで」と、ご存知の様子でちょっと嬉しい。

「ヒヅメ」と言っても、「え?どんな字を書くんですか?」と言われる私達。
おばあちゃんが、長男長女ばかり可愛がっていたという話や、
子供の頃に男女で分かれて遊んだ話、
日詰家の親戚や、ルーツ(奥州平泉の武士だった??)
岩手県の日詰駅に行ったことがあるかとか、
身近で会った、「ヒヅメ」さんの話や、
広島の平和記念資料館に「日詰」と書いた服が展示されていたとか
おじさんやおばさんの話、遺伝の話など、ワイワイ。

子供達が仲良く集う様子を見て、5人兄弟はきっと嬉しがっていることだろう。
あぁ楽しかった。
また、黒い服じゃない時に会おうね!

目標まで75%

京都は、鉾が建ち、懸想品が飾られ、曳き初めもそろそろ。
女性ばかりで祇園囃子を奏でる平成女鉾は、毎年の祇園祭には建たない。
ここ20年は10年に一度のお目見え。
今年は30周年だから、建てると決めた。
9/19(土)~21(月祝)、京都市役所庁舎前広場にて。

鉾の建立に必要な500万円は、クラウドファンディングにてまかなう。
開始23日目現在、130万円集まった!
目標金額の25%‼
ご支援いただいた皆様、ありがとうございます💛

https://congrant.com/project/sayane/22476


釘を使わない、縄がらみの職人仕事。
佛教大学、歴史学の八木名誉教授からも応援メッセージをいただいた。
9/10の最終日までに、あと75%達成できるかなぁ?
不安も75%。
あ、今月の「ハンケイ500m」にも掲載いただいています。
ご支援、なにとぞよろしくお願いします!

【平成女鉾 30周年事業】 クラウドファンディング募集中
設立30周年の感謝と、10年ぶりの鉾建立!

https://congrant.com/project/sayane/22476


目標500万円 2026/9/10(木)23:59まで

team Lab Biovortex KYOTO

京都駅近くの、Biovortexへ。
よくわからないけど、アートを体感できる施設らしい。

よくわからないけど、ゴッホの描いたひまわりや朝顔、紫陽花が壁一面にありました。

キラキラの世界に紛れ込んだり。

伊藤若冲の虎や鳥が動き出したり

銀色の風船が風で形を変えたり、
落ちてくる漢字を触ると、意味がはじけたり
(例えば、「虹」を触ると、虹が出たり)

とにかく、イメージを体感するというか、没入する感覚でした。
甥っ子2号は泡の部屋がお気に入り。
泡をちぎったり、泡に囲まれたりしながら、永遠に遊んでいます。
出てきたら身体がぬるぬる。

あと、最後のアスレチックでずっと遊んでいました。
こんな風に色を塗った動物が

スキャンしてもらうと、地面をはい回るのです。
蝶々を食べて増殖したり、へびから逃げたり。

気が付けば3時間半くらい。
4000円で、めっちゃ遊びました。

鞍馬山

妹一家来日一日目は、私も休みを取ってつき合うことにした。

妹が「貴船で流しそうめんを食べたい」と言うのだけれど、外国人で混雑するSNSを目にしている私は、うなづけない。
ならいっそのこと、鞍馬へ行って、山を越えて貴船に行ったらええやん!
叡山電車に乗って、鞍馬山へ!

鞍馬は、天狗だらけ。
お店の人に「今日はケーブルカーが動いていないので、山を越えるのはちょっと大変だけど、歩いて行くなら大体1時間半くらいですかねぇ」と教えてもらう。
そのお店で天狗のお面、子供用900円を買い与える。
「これをかぶっていると、天狗にさらわれへんで」と、嘘の迷信を吹き込む。
機嫌良くかぶる、甥っ子2号。

山は、かなり険しい。
途中、由岐神社を通過する。
鞍馬の火祭は、松明を持ってこんなに急な石段を下りてくるのか…。

鞍馬寺の本堂まで30分かかった。
昔、遠足で来た時は、こんなに遠いと思わなかった。
遠足に来て取り憑かれた思い出を語ったので、妹に(お姉ちゃん、今日は大丈夫?)と、心配される。

鞍馬寺の休憩所に、良い言葉が書いてあった。
平和の道を目指す憲法、大事にしたい。

ここから奥の院へ。
木の根道って…何か別名があったような…とにかく、大地にエネルギーが満ちている。

鞍馬寺奥の院にある魔王殿は、太古の昔、金星から魔王尊が降り立った場所として謎の碑が建てられていた覚えがあるけど、原生林がなくなって、明るい広場になっていた。
平成時代に雷が落ちて、木々が折れてしまったらしい。残念。
とにかく色々宇宙から降りて来がちなのだな。
歩いて歩いて、最終、なんとか貴船に着きました。
いやぁ、きつかった。
昔はこんなに大変だと思わなかったなぁ。

貴船に着いたら案の定、人がいっぱい。
流しそうめんも終わっていました。
カフェで抹茶フロート(900円)を買うと、「川床料金お一人700円いただきます」と言われて断念。
山で、鳥の声と山の景色だけの、とても鎮まった時間から一転、観光地の欲得にさらされたのでした。