ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2006-01-01から1年間の記事一覧

年越しザワザワ

大晦日。 今年は、紅白歌合戦観戦大会をひめ亭で行うのだ。 夜に備えて、鍋の用意。 24時間スーパーも正月休みをするらしい。 野菜、肉を投売りしていた。 「はい、お肉3割引! 店員に3割引のシールを貼ってください!」 「あれ?店員に貼ったらあかんやんけ…

ボボボーボ坊ちゃん

石原正一ショー『ボボボーボ坊ちゃん』の追加公演を観に、HEPホールへ。 朝11時半開演ですよ~! お客さんも眠いけど、出演者はちゃんと起きてるのでしょうか? 色々心配。 毎年、出演者の立場だったからね。 でも観客になってみると発見する事がいっぱい…

悩ましのCDラック

家具屋さんが小蔵ざらえをしていた。 前から探していたのよねぇ。 どっしりと存在感のある、でも周りと調和するCDラック。 思い切って買った。 うんしょ、こらしょと妹と運ぶ帰り道、よく考えた。 もしかしたらこれからは CDの時代ではなくなるかもしれない…

新年会ライブ出演のお知らせ

急遽、出演決定しました! 康組新年会ライブ! 「どつかれたるねん!」八殴り目 2007年1月 5日(金)19時~ コモンカフェにて、限定50名! 出演 石原正一 小椋あずき 楠見薫 千田訓子 日詰千栄 康ヨシノリ ★SP わかぎゑふ★ 前売・当日/¥3,000(1ドリン…

魚は魚

『お彼岸の魚』大阪公演終了! 手応えのある公演でした。 どんな風にも料理できる、 でも鯛は鯛、素材がしっかりしている、みたいな。 関西の皆様、足を運んでいただき、ありがとうございました。 3ヵ月後に東京、そして愛知、福岡と回ります。 きっと喜ん…

冬は乾燥

「お彼岸の魚」舞台上手袖ハケには、リップクリームが常備されている。 長沼久美子嬢(写真)のものらしい。 ドリンクでもなく、汗拭きティッシュでもなく、 退場したら、まずリップなのだ。 おもしろいなぁ。 そんな大阪公演も、あっという間に楽日。 長沼…

仕掛け

「お彼岸の魚」は日々成長している。 演じていてとても楽しい。 それとは関係ないが、 舞台袖で、私と藤原氏(飛び道具)は ちょっとしたいたずらを仕掛けている。 これを見られるのは、長沼嬢(八時半)だけだ。 彼女は今のところ、大人の反応をしている。 …

萌える地

イノクチボーイの役作りは、秋葉系である。 ジャングル2ndが、 日本橋でんでんタウンの真っ只中にあるということもあり、 日々、萌えグッズが増えている。 たまごっちのような、音声再生のメカがあった。 ボタンを押すと、幼馴染(の設定の声)が 「もう、い…

メリー・ホトケマス

「お彼岸の魚」2日目。 世の中はすっかりクリスマス。 対する日本橋のジャンルインデペンデントシアター2ndは お彼岸(どちらかというと仏教)満開。 そのせいか何か、イブの夜ステージのお客様の予約が非常に寂しいらしい。 東洋の心を噛み締めたい方は今から…

ノロめ!

初日が開いた! ニットキャップには開演前の儀式がある。 そのひとつ、固めの杯。 今回はそれをするかどうかでちょっともめた。 ノロのせいだ。 関係者にノロはいないが、 2枚貝を触る人がいるからだ。 結局、2枚貝の人は最後に回って行った。 ノロなんか…

劇場サイズ

場当たり、通し×2。 稽古場サイズから舞台美術、客席サイズに合わせて演技調整。 ㎜単位をcm単位に変える感じ。 あぁでも、隙間のないように。 明日はいよいよお客さんに見せる日だ。 このお芝居がどんな風に届くか、非常に楽しみ。 会場のin→dependent thea…

他人の失敗

ホール入り2日目。 新人君達が面白い。 イノクチボーイは舞台転換要員だ。 演出に「転換の時はそのリュックを降ろしてくれ」 と注意されていた。 衣装を着たのはいいけれど、リュックと一体化してたのね。 葛原君は芸名を考えているらしい。 座長に「お前は”…

彼岸の景色

『お彼岸の魚』ジャングルインデペンデントシアター2nd ホール入り。 今回の舞台美術も、スゴイ! トリッキー! だまし絵みたい。 客席から観ると、 よく舞台上の人は立ってられるなぁ、と思います。 舞台に立つと、 客席で思っているより変な感覚になりま…

たかだか100年

平成女鉾清音会10周年記念行事に向けて、挨拶回り。 「うちはここに住んで、たかだか100年くらいですけど」というようなお話を伺う。 もう最近は、こういう話が出ると(キタキター!)と、ゾクゾクする。 祇園祭山鉾町に生きる人々がそれぞれ、 自分の生まれ…

甘いものの波紋

稽古場での最終通しを終え、 甘いものをほおばる稲田嬢(伏兵コード)と、森本嬢(ワンダリングパーティー)。 このシュークリームは高原嬢からの差し入れ。 というか、お詫び。 話はさかのぼりますが、 通し稽古の最中、私の小道具(スーパーの袋)に、 こ…

魚出汁

「お彼岸の魚」稽古、稽古。 どんどん濃厚なダシが出てきてますよ~。 隅々まで、ネタ満載ですよ~。 中嶋氏(68)もネタをもらいましたよ~。 センスって、こういう時に分かるのね。 私には考えられない発想満載。 突っ込む大木氏も引き足気味。 渋みは彼担…

神の酒

稽古も大詰め。 もっと、もっとという気持ちと、時間との闘い。 やれやれ疲れた。 夜中に晩酌。 こんな日は熱燗だ。 水屋をゴソゴソすると、御神酒が出てきた。 2002年に八坂神社遷座祭でお囃子した時のお下がりだ。 2合の癒し。 神様、ありがとう。

高級ミンク”調”

Aちゃんがクリスマスプレゼントに”高級ミンク調ベスト”をもらった。 それがどう見ても、猟師が着てそうなチャンチャンコなのだ。 「タヌキ汁さ食うべか?」という台詞が似合いそうなのだ。 私も試着してみた。 ファッションモデルのように歩いてみた。 会議…

雑踏の中で

稽古終了後、音響三橋氏の指示で、街なかへ移動。 雑踏を録音する。 暗い中、広場を縦横に歩く。 ごま氏が「あれ?これ、何や?」と靴を地面に擦り付けている。 ウ○チだ。 明らかに、ウン○だ。 ○ンチを踏んだ人を、久しぶりに見た。 「ヤーイ、ウ○コ虫~」と…

ヒヅメの末裔

「会長の日詰です」と名刺を差し出したら、 「えっ?私もヒヅメです」と、館長から名刺をいただいた。 「樋爪」という字が書いてあった。 私の伯父によると、ヒヅメ一族は、落武者だったとの事。 字を変えて、日本中に散らばったらしい。 岩手県にある日詰城…

あぁ不覚

お芝居がどんどん濃厚になっていく。 いやぁ実に面白いものができそうだ! クリエイティブな現場に身を置いているのは、本当に楽しい! そんな稽古場なのに、今日は猛烈な睡魔に襲われた。 おそらくその前に、何度も深呼吸をしたせいだ。 必要以上に脳に酸素…

逆ナイキ

歯磨きをしていたら、歯磨き粉が垂れて、ジャージの股部分についてしまった。 水ですすいだけど、乾いたらまたボワンと現われた。 稽古に行って、マリリンに「目立つ?」と聞くと 「言われなければ分からないのに~」と言われた。 小道具をジャージのポケッ…

ヤドカリの荷物

来月、引越しをすることになった。 新しい家はとても気に入っているが、いかんせん階段が狭い。 素人が冷蔵庫を運び入れるのは無理。 引越し屋さんに見積りをお願いした。 来たのは、お公家さんみたいな無口な人。 引越し先を見て一言、「デンジャラスですね…

古着チェンジ

最近、自分の服を整理した。 古着処分するため、大量に実家に送った。 その後、芝居の衣装を調達せねばならなくなって、 実家に帰った。 次の役柄に合うよう、またまた掘り返し。 母のたんすを開けると、 母が若い頃に着た古着が出てきた。 改めて見ると、な…

ざくろ味のさかな

『お彼岸の魚』通し稽古。 今回もニットキャップシアターは、新しい挑戦をしている。 それがどんな風にお客さんの目に映るか、不安&楽しみ。 今日はスタッフの中に HEPホールプロデューサー、丸山氏の姿も。 彼も我々の試みを楽しみにしているようだ。 …

合格発表

2006年、平成女鉾清音会は10周年を迎えた。 記念事業の準備を、水面下で色々と進めている。 中でもビッグプロジェクトの回答が、届いた。 相手側で協議を重ね、返事がなかなかもらえなかったのだ。 で、 サクラサク。 ヤッター!! 合格発表を待つようにドキド…

水分大事

顔剃りのお姉さんが真剣に言っていた。 冬、乾燥するのは空気が乾いてるだけじゃないねんて。 水分を取る量が減るからやって。 そう言えば冬は、熱いものをふ~ふ~飲むだけやもんね。 夏は熱中症が恐いから、気をつけて水分補給してるのにね。 乾燥は風邪も…

歴史の光

平成女鉾清音会新期生集中練習最終日。 「聞かせて!教えて!清音ちゃんコーナー」でお話をする。 祇園祭の歴史について。そのバラエティさについて。 伝統とは何かについて。 風流の心について。 平成女鉾の存在意義について。 皆さん熱心に耳を傾けてくれ…

朝風呂

前日より宿泊の稲田真理嬢(マリリン)と、過ごす テーマは、京町家暮らし。 近所の銭湯で、朝風呂。 マリリンは脱衣所で「恥ずかしい」と言う。 だから、あまり見ないようにしていた。 その上でオススメの薬湯やジェットバスなど、色々案内した。 稽古場で…

夜中鍋

稽古終了後、家に集まって鍋をする。 写真は、最初に集まったメンバー。 左から、朝平嬢、安田氏、長沼嬢(劇団八時半)、稲田嬢。 長沼さんの幼少の頃の性癖に、女性陣で大笑い。 白一点の一平ちゃんが、 借りてきた猫みたいになっているのも面白い。 ミー…