ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

目の前の人をよけるより、大事なこと

渋谷駅は、動画だらけ。 コンコースの柱20本で、アイドルグループが踊っている。 ホーム転落防止のホームドアでは、テレビ番組の宣伝が動いている。 電車の中にも、動く広告。ニュースやCMが放映されている。 岡本太郎のパンチのある壁画も、動画の刺激の中…

東京公演閉幕

おかげさまで、東京公演6ステージが無事に幕を下ろしました。 オリジナルキャストで千秋楽を迎えられたこと、この時期では奇跡です。 お客様、関係者の皆様、ありがとうございました。 最終日の昼食は、ひと足早く帰京したごまのはえ氏より、カレーの差し入…

腰紐の保管

『カレーと村民』で共演している亀井妙子さんは、旅公演上手。 出発の数日前から荷造りして、搬出に間に合わせ、 帰りはゆうパックで箱に詰めて郵送。 ハンガーも、手洗い用のたらいも自分で準備。 そんな亀井さんが仲谷嬢にアドバイスしているのを小耳に挟…

戦争の後始末

『カレーと村民』3日目終了。 芝居は有機的に成長している。 お客さまも、日ごとに柔らかく受け止めてくださっている様子。 細かな手応えを実感できる、幸せな日々。 今日の夜に観に来られた国会議員さんは 「今日の芝居を観て、ウクライナの戦争の事を思い…

先輩の感想

『カレーと村民』の初日が明けた夜。 劇団時代のM先輩が感想をメッセージしてくださった。 そう言えばM先輩に私の芝居を観てもらったのは、退団以来初めてかも。 私の役の背景のこと、村民の関係性のこと、衣装のこと、 本当に一回しか観てないの?ってくら…

マスクの下はヒゲ

今回も稽古中は、ずっとマスク着用。 共演者の顔は半分しか見えなかったけれど 初日、マスクを外すとびっくり。 特に男性陣は、こぞって髭面。 「男子、3日会わざれば、刮目して見よ」(三国志『呉書』より) と言うべきか。 威厳が醸し出されている。 明治…

上下の距離

東京に着いた。 久しぶりの首都は、とにかく上下移動が多い。 電車は、下って乗り換えて、上って乗り換えて 下って下って下って地下鉄に乗って また上がって上って上って地上へ。 地図上では近いけど、歩いた距離にすると、相当になると思われる。 東京の人…

ブラピはん

「最悪が止まらねぇ。」と、お困りのブラッド・ピットに見送られて、東京に行ってきます。 「最高」とはいかなくても、 公演の「最善」が続きますように! ニットキャップシアター 第42回公演 『カレーと村民』東京公演 8月26日(金) 19:008月27日(土) 13…

東京へもPiTaPa

東京行きの準備。 今回、新幹線チケットの配布は、なし。 交通系ICカードで入れるらしい。 澤村氏が全員分を手配してくれた。 へぇ~、自分の持ってるPiTaPaで入れるの?? 自分のICカード使うのに、自分でお金、払わんで、ええの?? 仕組みはよく分からな…

1年半カレー

週末の本番に向けて、最後の稽古。 通してみた。 昨年3月に京都での本番を経て1年5カ月。 一旦凍らせて、チンしたカレーのごとく、芝居がよみがえった。 解凍しただけじゃなく、凍っている間に熟成された気がする。 村民各人の気持ちの流れとか、村民同士の…

まだまだPCR

SNSでは、関係者のコロナ陽性により、公演中止のニュースが、飛び交っている。 以前と違うのは、中止一色ではなく、他のキャストの陰性が確認されたら代役で上演するパターンができたこと。 『カレーと村民』チームも、東京公演に備えて、PCR検査。 私は今回…

ひめいなり

『カレーと村民』の稽古場に、Reiさんが差し入れを持ってやって来た。 いただいたのは、いなり寿司とカレーパン! このいなり寿司が、京都風(⁈) 小さい。 舞妓さんのおちょぼ口にアレしてるのかしら? 味は7種類。 ゆず、ごま、しば漬け、おじゃこ、わさび…

連ちゃんパンク

帰宅しようと駐輪場から自転車を出したら、前輪がパンクしていた。 近くの自転車屋さんへ。 ここは少し前、2代目が店主になったようだ。 調べてもらったところ、チューブに2本の筋状の穴が開いている。 「タイヤに空気が入っていない状態で段差を超えると、…

夏芝居

『カレーと村民』の設定は、明治38年9月1日、日露戦争が終結した日である。 夏だから、セミが鳴く。 麦茶を飲み、汗を拭き、うちわであおぐ。 この暑さが、京都の3月公演では舞台上だけの出来事だった。 今回は季節がリンク! 出演者が、麦茶や冷やし飴を飲…

生ゴミのつまづき

朝、いつものように出勤前にゴミを出しに行くと、 ない。 ゴミの山が見当たらない。 マンションの前に、ゴミの落とし物がちょろり。 ガーン… 今朝、冷蔵庫の整理をして、生ゴミをたくさん詰めたのに…。 私の前を歩いていた女性も、ゴミ袋を手に「信じられな…

左大文字

今年は、3年ぶりに五山の送り火が実施される。 例年のKBSに加えて、NHK-BSでも生中継が入って、各局気合が入っている。 点火前に大雨が降ったけれど、送り火の間はちょうど止んだ。 今年は、左大文字を中心に鑑賞。 来日時に甥っ子1号が、金閣寺で護摩木を納…

追い蜜

喫茶Lenowさんで、かき氷! 今日は練乳ベースに、黒蜜と日向夏のシロップでいただきました! 氷に練乳をかけるではなく、氷自体が練乳なので、フワフワだし、ふんわり甘い♪ 黒蜜の奥深い甘さと、日向夏蜜のさわやかさ。 おまけに、追い蜜もつけてくれました…

大文字焼き

職場の予定表の8/16のところに「大文字焼き」と書いてある。 これに、違和感を覚える。 同僚に聞いたところ、「気にならない」と「気になる」が半々だった。 京都人でも、そんなもんなんや。 「大文字」は「送り火」だ。 祖先の霊”おしょらいさん”を送る、お…

アイアンマン

数か月ぶりにNetFlix鑑賞。 映画を観るの、心身時間に余裕がないと無理ねぇ。 世の子育て世代とか、マジ尊敬。 久しぶりの映画で、選んだのは『アイアンマン』 先日買ったTシャツ、着用する以上、キャラクターを把握しておこう。 himechiz.hatenablog.com た…

京都のキャプテンアメリカ

ロケで京都を巡っている途中、Tシャツがセールになっていたので、思わず購入。 「何でそれを買ったんですか?」と聞かれたので 1.藍染のような、紺色の褪せ方がお洒落 2.アメリカのキャラクターに青海波が使われているのが面白い 3.「KYOTO」と書いてあるの…

明治のことば

『カレーと村民』の稽古に合流。 この作品は、村民が主役なので、色んな人の思惑が、色んな関係で表れる。 それが連動して、ある時大きく動いたりする。 演劇、楽しい♪ 東京公演に向けて、見やすくしたり、細かい部分を調整したり。 ごまのはえ氏の台本は、…

くわう志んばし

朝から撮影ロケ。 とは言え、私の役目は車で留守番。 皆さん暑い中、ご苦労様。 日傘はあまり活躍しませんでした。

ピンクの日傘

明日は、朝8時から映画のロケである。 炎天下、8シーンの撮影予定。 それを言い訳に、買ってしまいました。 先日からモリカゲシャツのウィンドウ越しに気になっていた、アフリカンバティックの日傘。 大胆な色遣いの、色んな柄があったんだけど、迷いに迷っ…

リメンバー台詞

『カレーと村民』東京公演に向けて、セリフのおさらい。 もう映画のセリフは忘れても良い(はず)なので、記憶を入れ替える。 『カレーと村民』京都公演から約一年半! 出てこい!海馬の記憶! いや、こんな解説もあった。 ===記憶は、保たれる時間によっ…

ロシア、おそろしい国

今月は、東京へ行くのです。 ニットキャップシアター『カレーと村民』が、やっと東京で上演できるのです! 日露戦争が終わった頃の、大阪吹田村の人々の話。 明治時代にも、平和な村でも、それぞれが戦争に影響を受けていた。 昨年3月、京都公演を上演した当…

フィリピンのふたり

映画の撮影は終盤。 今回はカメラマンとして、フィリピン人の2人が参加している。 ラルフ君とミネチカ君。 ラルフ君は両親がフィリピン人で、日本育ち。 ミネチカ君は日本人とフィリピン人のミックス、8年前に日本に来たらしい。 2人共、初対面らしい。 撮影…

半年後CT

2月以来の半年後検診。 忘れがちだが、私は3月に入院と手術をしたのだ。 この7月、8月はハードな日程なので体調に気をつけなければ。 まず採血。 通常に加えて、臨床検査協力の40㏄。 コルクの蓋が迷彩柄で、ちょっと野戦病院みたい。 次にCT検査。 造影剤…

焼肉の作法

ひとまずの節目に、ご褒美の焼肉店『弘』へ。 「韓国人の知人情報によると、焼肉は『上ロース』だけ頼んだらいいんだって」 の証言を信じて、3人で上ロース2人前、タン、釜炊き白飯、チシャ菜をオーダー。 うん!おいしい! 確かに上ロースだけで十分お肉を…

大雨と記憶力の戦い

映画の撮影5日目。 本日は、外での撮影。 ひとつずつカットを重ねている最中、空からポツポツ。 雨粒はみるみる地面や車を強く叩き、残念ながら中断。 助監督は雨粒レーダーをにらみながら「あと1時間後には止むでしょう」とおっしゃる。 このシーンは、私の…

人助け

甥っ子達を連れて、鉄道博物館へ向かう途中 自転車に乗っていたおじいさんが急に倒れた。 びっくりして、思わず駆け寄った。 ちょっと遅れて、通りがかりの人達が数人助けに来た。 おじいさんは「大丈夫大丈夫。年を取ると、思うように動けへんなぁ」と言っ…