職場の予定表の8/16のところに「大文字焼き」と書いてある。
これに、違和感を覚える。
同僚に聞いたところ、「気にならない」と「気になる」が半々だった。
京都人でも、そんなもんなんや。
「大文字」は「送り火」だ。
祖先の霊”おしょらいさん”を送る、お盆の行事であるからして、「焼いて」いるわけではない。
「回転焼」やあるまいし。
この情報、劇団そとばこまち時代に『エンシェントエイジ』という、立命館で上演した生瀬座長の脚本で知ったのよね。
町内会のシーンで、市田ひろみさん的な、"ザ・京都"な女性役が主張していたのよねぇ。
20代まで知らなかったのに、いつの間にか、「大文字焼き」という言葉に対して、自分の文化を軽んじられたみたいにもやもやしている。
私は何を憤っておるのだ⁈
1000年前から京都に住んでいる、京都の代表みたいにギャーギャー言うのはおかしいやん。
分かってんねんで。
分かってるけど…
もやもやしながら、そっとホワイトボードの文字を「送り火」と直しました。