朝、いつものように出勤前にゴミを出しに行くと、
ない。
ゴミの山が見当たらない。
マンションの前に、ゴミの落とし物がちょろり。
ガーン…
今朝、冷蔵庫の整理をして、生ゴミをたくさん詰めたのに…。
私の前を歩いていた女性も、ゴミ袋を手に「信じられない…」とつぶやいている。
「いつもなら、余裕の時間なのに。マンションの上から確認した時には、まだあったのよ。1階に降りる間になくなってる。」
出勤時間が迫っているので、一旦、ゴミを部屋に持ち帰り、ゴミ箱に放り込んだ。
自転車で出ると、さっきの女性が手ぶらで戻って来た。
「どうしたんですか?」
女性「道の向かい側で、まだ回収されてない所があったから、そこに置いてきたのよ。だって臭いの嫌だもん」
粘り勝ち!
私は次のゴミの日まで、ゴミ箱を開けるのが怖いよう。