ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年総会やったど~

平成女鉾清音会の総会。 この準備のために、数日前から胃が痛くなる思い。 (そうです。ごちそうも食べてたけどね) 新年度組織、年間計画、予算について、 ケンケンガクガクし、今日までに何度も書き換えた。 会計さんもがんばってくれた。 平成女鉾清音会…

京料理

母が「妹の誕生日祝いをしちゃる」と言うので、便乗して京料理。以前から憧れだった、「木乃婦」を予約。 打ち水された細道を奥へ進むと、下足番の方に迎えてもらう。 靴を脱いだら長い廊下を進んで、個室へ。 借景に菅神社の境内を臨み、ゆったりとした和室…

逆鱗

妹に「『逆鱗』ってどこのウロコか知ってる?」 と聞かれた。 私の部屋にある、長崎くんちのお土産を見ての発言だ。 Wikipediaによると、 逆鱗(げきりん)とは、伝説上の神獣である「竜(龍)」の81枚の鱗(うろこ)のうち、あごの下に1枚だけ逆さに生える…

回される寿司

妹がNYより来日。 「夜ごはん、何が食べたい?」と聞くと「回転寿司」と答える。 いつも前は通っているけれど、入ったことのない「く○寿司」へ。 回転寿司システムが、このように機械化されてるとは知らなかった。 1.目の前をグルグル回る寿司もあるが、 2.…

ヅラ、づれてるで

美容院では、久しぶりにパーマをあてた。 (パーマは「かける」が標準語らしいが、関西では「あてる」なのだ) 最新のエアウェーブだ。 カーラーにチューブをつないで、水を吸い出す。 はたから見ると、つかまったエイリアンみたい。 脳味噌まで吸い出されな…

美容氏の君

幽霊役のシバリがなくなったので、髪を切りに高槻へ。 ちょっと遠い美容院だけど、担当のKさんはとても上手だ。 他の美容院で「短くしてください」とオーダーしても 「お客さんの生え方では不可能です」と言われた前髪やうなじの生え際を、 黙ってチョキチョ…

パワースポットの威力

最近、パワースポットが話題になってるやん? 神社や景勝地や遺跡。 友達は、ペルーやら沖縄やら、スピリチャルな場所に行っては癒されているようだ。 アメリカのセドナだって、アムロちゃんが行く半年前には訪れていた。 私にも水晶のペンダントを送ってく…

お囃子健康法

平成女鉾清音会の稽古。 昨今の天気のせいか、体調を崩しているメンバーが多い。 Y嬢は今週、風邪で臥せっていたそうだ。 「まだ完璧じゃないんです。今日は早退するつもり」 かすれた声で、手も震えていた。 新人ちゃんの鉦の音も慎重になりがち。 「足取…

キラキラテク

久しぶりにデパートの化粧品コーナーへ。 ここは、肌の色とキメを見てくれる。 緊張するのは、カメラで読み取ってスコープで拡大映像を見る時。 画面にボロボロの画像が出たらどうしようと、ドキドキする。 今日は、思ったより首と顔の色に差がなくてヨカッ…

五季の国、日本

近頃の京都は寒暖の差が激しい。 ポカポカ陽気の翌日、冷たい雨に打たれたりする。 こんな毎日を繰り返しているうち、体が分からなくなってきた。 家に帰ってまず行うのは、ストーブをつけること。 それで暑ければ、消す。 秋の初めは逆だった。 まず耐えて…

夢は夜ひらく

平成女鉾清音会の総会に向けて、役員で話合い。 祇園囃子の稽古に精進し、色んな人に知ってもらおうと活動を重ねているが 果たしてそれが効果的なのか? 「一体どうすれば、祇園祭に参加できるのだろう?」という話になった。 「他府県で新しい山車が参加す…

ご飯のおばちゃん

ほとんど毎日、お昼を食べている食堂がある。 私の体の1/3は、ここの食材でできていると言っても過言ではない。 決しておいしいわけではない。 一度など、かじってみると、冷凍のままのアジフライだった。 ただ、近くて安いのだ。 カフェテリア形式のそのお…

鍾馗さん来襲

週末は、引きこもり。 家から一歩も出ずに、誰ともしゃべらずに過ごすつもりだったのに 日曜日の夜中になって、 「何してるんですか?」と電話。 「今から行きますよ~」と来襲。 銭湯帰りの原田博行氏と三谷昌登氏。 せっけんの匂いとさっぱりした顔。 魔除…

トレンディーな展開

小雨模様のある日、 自転車で車道から歩道へ移動しようとしたら、思い切りすべった。 直前に追い越した、歩道を歩く男性がイケメンだったからでは、断じてない。 でも見事なほどに体は宙に飛び、その男性の目の前へ派手に滑り込んだ。 恥ずかしいのもあって…

想像合戦

先週、「マジックラジオ 10th」で行った 『そこから幽霊はやってきた』チームで打上げ。 スポーツや音楽に比べて、 演劇は、お客さんに想像力を働かせてもらわないといけないから大変やね~。 という話になる。 鍵を開けるふりをしただけで、ドアを想像し…

コンビニ居酒屋

21時過ぎに、ビジネス街でコンビニに行ったら 飲み食いできるコーナーで、 中高年男性6-7人が缶ビールを飲んでいた。 不景気なんやなぁ・・・と思うけど こうしてでも飲ミュニケーションを図るオヤジ達に、脱帽。 そう言えば、年末の石原正一ショーでも 初日…

工夫工夫は

家で餃子パーティー。 長らくホットプレートの存在すら忘れていた。 クローゼットから出してみたら、フタの取っ手がなかった。 ワオ! 餃子に蒸気は必須。 どうやって蓋を使う?! 中央を空けて餃子を並べ、スペースを確保。 菜箸を取っ手の穴に突き刺して、バ…

カバンの中の赤ん坊

新しいメール着信音は、子供の声で 「じりりりり~ん、じりりりり~ん」 と呼ぶ音にした。 舌足らずでかわいらしいと思ったから。 でも夜中、誰もいない部屋で不意に聴こえてくる子供の声の、ぞっとすること! 友達と集っている時、私のバッグから漏れる声の…

マカロン文化

私は甘いものをあまり食べないのだけど 楽屋見舞でいただいたこのお菓子には、心を打たれました。 マカロン。 箱を開けた途端、 (き・・・きれい) とふたを閉じてしまったくらい。 この色合い! バランス! パティシエという職業の方は、単なる”甘いもの好…

血の婚礼

フラメンコ舞踏劇『血の婚礼』を観に、アルティへ。 おとついまで本番を行っていたホールが、すっかり別の形に。 ここは可動式の客席なので、ステージの形が自由自在なのだ。 「マジックラジオ」ではファッションショーのように三方客席でステージが張り出し…

パンダの歌

「マジックラジオ」は演劇の他に、トークや音楽やダンスがあります。 パンダとブタちゃん(キョートン)も出てきます。 目がキョロキョロして、とても愛らしい。 衣装K嬢のご子息、ハル君(3歳)は、パンダが好きらしい。 「パン!」「パン!」となついてい…

「マジックラジオ10th」本番

『マジックラジオ』のお芝居「そこから幽霊はやってきた」本番。 世界の中心で、愛を叫びました。 幽霊のお雪さんの想いを遂げさせました。 後半はもう、お雪さんと私が一体になってしまって 心から台詞がこぼれました。 芝居中、吾郎ちゃんが「体に戻る」と…

柳ゆ~れい

「マジックラジオ」のチラシにある通り、 お芝居部分のタイトルは『そこから幽霊はやってきた』なのです。 てなわけで今回、幽霊の役があるのです。 今日は楽屋で、衣装さんに見てもらっていたわけです。 そこで気がついた。 おぉおっ! 死装束って、左前や…

おとなの飲みもの

最近、稽古中に飲むのは炭酸水。 砂糖とか味のついていない、ただの炭酸水。 小さい頃は、ウィスキーを割るために用意された炭酸水をなめてみて、 (こんなにまずいものが世の中にあるのか~!) と思っていた。 今ではゴクゴク飲んで、あと味さっぱり。 お…

生オケ

次回出演、「マジックラジオ」には、生オケがいるのだ。 そのリハーサルをのぞいてみた。 チェロ、バイオリン、ピアノ、カホン、ベース。 なんてセレブ! まるでサロン! ぜいたくな事に、芝居中にも奏でてくれるらしい。 芝居と音楽を合わせてみた。 バイオ…

神々たちの宴

ニットキャップシアター主催の花見大会へ! 場所は、円山公園。 それまでの暗い道のりが「うそや~」というくらい、賑わっていた。 お酒のにおいと、ブルーシートの海! 酔っ払いと桜の華やぎ。 『千と千尋の神隠し』の世界。 隣にいたダンスサークル的な集…

ただいま、ALTI

金曜日に迫った『マジックラジオ』の会場は京都府立府民ホール・アルティ。 アルティはその昔、劇団そとばこまちが杮落としをした劇場だ。 生瀬座長の第一回公演、『Zizzy』を上演した。 小松純也氏の作品だ。 劇団員20人くらいで歌ったり踊ったり。 私は桃…

今を生きる

劇団時代の友人が泊りに来る。 彼女は少し前に大きい病気をしたのだけれど、 今は元気で、国内や海外を飛び回っている。 夜遅くまで話し込んだ。 「過去を悔やんだり、未来を心配するのをやめてん。 今をちゃんと生きよう、って思ってん」 「もしも今、大変…

ギャフン

マジックラジオの二人芝居。 台詞も体につき、演技もだんだん肉付けされつつある。 今日は作家の桂氏が 「そこは『ギャフン』やめときましょうか?」 と演出した。 しゅんろう氏は 「せやねん。 ここは『ギャフン』じゃなく、むしろ『ワオ』やねん」 と言っ…

時間差フール

夜中0時を過ぎて、エイプリルフール解禁の途端、 インターネットでだまされまくった。 ・サンシャイン牧場が大火事になっていた ・ツイッターで登録してはいけないものから注意された ・「深泥池にベンツが沈んでいる」とメールが来た もう、いい加減にして…