ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

回される寿司

妹がNYより来日。
「夜ごはん、何が食べたい?」と聞くと「回転寿司」と答える。
いつも前は通っているけれど、入ったことのない「く○寿司」へ。

回転寿司システムが、このように機械化されてるとは知らなかった。
1.目の前をグルグル回る寿司もあるが、
2.直接注文するには、メニューになっている液晶画面を触る。
3.「10分後にお届けします」などと表示され
4.品物が来る時にはピンポンとチャイムが鳴り、
「もうすぐご注文の『えびアボカド』が到着します」などと表示され
5.[注文品]と書かれた赤い台に乗ってスーッと流れてくる。
6.食後の皿は、机の前方に開いたポケットに滑り落とす。
なんたるオートメーション化!
でもいっ時に注文しすぎて、ピンポンピンポンと続々と届いてしまった。
食べながら、皿を取りながら、せかされて、忙しい。
あっと言う間にお腹が膨れてしまった。

妹は「アメリカ人やったら、こんなん喜ぶわ」と言っていたけど
私は「お寿司を食べた」という贅沢感が、あんまりない。

せっかくなら、お客さんの頃合いを見計らう機能もつけてほしい。

客を回転させるのも、ここの回転寿司の狙いかもしれへんけどね。