ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

国文学女子の集い

この春、同志社大学文学研究科国文学科の学生になったK嬢+OGである私世代の同級生、計5人で会食。
K嬢の母上は、私達の同級生。
「青森から上京する娘をよろしく」と、ことづかっていたので、GWに会う事となった。

 

K嬢、お母さんにとても似ている。
「今日は、母の代わりに来ました」とおっしゃるので「いやいや、Kちゃんの歓迎会やで。食べ食べ」と、おばちゃん全開でおもてなし。
イマドキの大学カリキュラムについて、講義は事前にオンラインで観てから取るとか、体育の授業は屋内でするとか、学科の授業のクラス分けとか、GWは何をしていたとか、教えてもらう。

とは言え、同級生同士もかなり久しぶりの再会。
「大学卒業して以来ちゃう?」
「いやいや、Tさんの下宿で会うたよ」
この同級生達、実は中学から同じなのだ。
話しているうちに、どんどん遡る。

 

高校の国語の先生が『あなた達は美しい。クラスの同級生と比べなくても、みんな美しい』と言ったとか、
『輝いてください。キラキラではなく』のナゾメッセージとか、
話しているうちに、イチゴ大福の話題になった。
同級生Tさんの家で食べたイチゴ大福がおいしかったという、E嬢の忘れられない話。
ただTさんは記憶にない。
「昔の話って、他人の方が覚えているものよね。」という話から、
「じゃあ私が稗田阿礼であなたが太安万侶」という話となり、
(あぁ国文女子!)と嬉しくなった。

K嬢、国文女子(元)の洗礼、楽しんでいただけたかしら?