ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

退職ショック

3月末で、上司が早期退職された。

頭の良い方で、判断力があり、大きな改革も積極的に推進する。
各部署に知人も多く、関係協議も厭わない。
ビシバシ怒られて、鬼のように近寄りがたい時もあったけど、
後で思い返すと、間違ったことは言ってない。
色々実績は積むけれど手柄を自分のものにしない。

怖い方に注目しがちだったけど、
お礼を言われたり、小さいことを見つけては褒めてくれたりもした。

職場の要であり、欠かせない存在になっていた。
退職のニュースが職場に衝撃を与え、2日間涙を流す嘱託も。

「図書館から大学の教職員に話をできる人達を育てたかった。あなた達なら、もう大丈夫」
と、言葉を残してくださった。

私も、はなむけの言葉を言っている時に泣いてしまったけれど
それより大きな声で号泣しているA嬢がいた。

A嬢、泣きながらコピー機にうつ伏せになり、コピー機が「ウィーン」と動き出して慌てていた。
やっぱりマスコットやわ。