ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

雨のBBQ

落語の会 焼酎亭一門のバーベキュー大会へ。 主催の焼酎亭呑兵衛さんがお肉をたくさん用意してくれた。 緑あふれる桜ノ宮公園には、他にもBBQチームがちらほら。 焼酎亭七夕さんや、あたりめさん、バーボンさん、ビールさん 皆さんお酒にちなんだお名前を持…

絶頂マクベス

柿喰う客 女体シェイクスピア『絶頂マクベス』を観に、伊丹アイホールへ。 女優ちゃんばかり15人によるマクベス。 かつて男優のみで上演されていたというシェイクスピア劇を、女優のみで演じるというコンセプト。 前回の『悩殺ハムレット』は、 「俺生きる系…

YOKOカバン完成!

オーダーしていたカバンがでけた! こんなんですぅ~。 生地も取っ手部分の皮も赤系。 先月は寒かったので濃い色を選んだのだけど 小林洋子さんが春っぽく ベージュ皮と裏地に明るい柄を投入。 形はA4台本が踊らない、四角いシルエット。 こちらも作り手のオ…

コメディ職人

スクエアの芝居作りは、「コメディ職人」と名づけたいくらい 細かい演出のオーダーがある。 技術とセンスを総動員して応える出演者の役作りは非常に面白い。 それもこれも 「どうしたら笑えるか」というのが大命題。 台本が途中までなので まだ積み上げる段…

まもちゃんの視点訓練

本日の肉発隊長は北村守氏。 「まず、歩いてください」 と、なんだか俳優っぽい訓練。 でも次第にまもっちゃん独自色が出てくる。 指をグルグルさせる運動。 「これはどんな意味があるの?」との疑問に 「こうしたらやる前より、視界が広がるんです」との答…

スクエア流肉発

稽古のしょっぱな、出演者で肉体発声練習が行われる。 おそらく新人ちゃんに向けて、手本を見せたいのだと思う。 26日は上田一軒氏の指導。 「屈伸、いや伸脚」など、 ぎこちなく号令をかけながらストレッチや筋トレをするのだが 古株の劇団員ができていない…

まわれまわるタイミング

12日ぶりのスクエア稽古。 作家の森澤氏は稽古初日に 「台詞、削るかもしれません」と言ったのだ。 私が「じゃぁ覚えない方がいいですか?」と聞いたら 「そうですね」と答えたのだ。 だからこの期間、あえて台本を開かなかった。 台詞は覚えるのも大変だけ…

がま口グッズ

がまぐちの専門店、三条通りの「まつひろ商店」さんへ。 小銭入れ、バッグ、メガネ入れ、名刺入れ、印鑑入れ、札入れ・・・。 ぎょうさんの種類のがまぐちグッズがあって、目移りする。 それでも目に飛び込んできた菊柄の筆箱を購入。 お店には左利き用がま…

チヤホヤ in Japan

I先生宅のホームパーティーにお邪魔する。 I先生の旦那様はオランダ人のピートさん。 お二人は普段はアメリカにいらっしゃるけれど、1年の半分ほどを日本で過ごす。 本日のパーティー、ピートさんはクラッカーを用意する担当。 出てきたのはうす焼きサラダせ…

あんまり急いでこっつんこ

鴨川の向こう岸からジョギングしてきたお母はん。 買い物袋下げてこちら岸から渡っていくお母はん。 川の真ん中でかち合うた。 右に寄ったら相手は左。 左に寄ったら相手は右。 気が合うのか、つられてしまうのか。 鏡みたいに 磁石みたいに ぴったり同じ動…

昆布だし

私の家事のバイブルは『ためしてガッテン』 ま、家事というより実験の感覚。 先日、 「京都の料亭も顔負けの昆布出汁の作り方」 という特集をしていたのを思い出して、調べてみた。 昆布にひと手間加工すると、驚きの風味が出るそうだ。 =========…

自分シッター

歓送迎会。 4月から来た人に、前のお仕事の話を聞く。 「ベビーシッター」という仕事。 赤ちゃんのお世話、幼稚園の送迎、付き添いもするけれど 掃除や洗濯、料理、買い出し PTA会合の出席、町内清掃の参加も請け負うらしい。 「私も来てもらおうかなぁ」 と…

2011年度の総会だったよ

平成女鉾清音会総会。 副会長や会計担当でわいわい作成した2011年度資料と2012年度案。 承認されました。 そして私、2012年度も会長を務めることになりました。 再任されて2年。(前任も含めると5年) 私よりも年々メンバーが頼もしくなっていきます。 少々…

フレアなあの子

この春、バーゲンが待ちきれなくて服を買った。 フレアのロング。 ふわっと広がる感じがガーリーなスカート。 柄はストライプのコラボレーションなので、シャープな感じ。 これは、個性的ですわよ! と、張り切って勝負デーに着て行ったら 週に一度会う知人…

「平清盛」の楽しみ方

そもそも大河ドラマは好きで、毎年できるだけ観てるんだけど 今年の「平清盛」はヒドい。 少年漫画「ワンピース」の名台詞を借りてきたり 昼ドラマ顔負けのどろどろの恋愛像が描かれたり 先日はボーイズラブが濃厚に放映されていた。 重み、なさすぎ! 今年…

京風メイドカフェ

花見の後、知人が経営しているという祇園のメイドカフェに行ってみる。 ドアを開けると、 「おかえりなさいませご主人さま」と声がかかる。 メイドさんが迎えてくれた。 今週はコスプレウィークとかで、チャイナドレスを着ている。 フィギュアやカラフルな加…

行進曲「食卓」

こまち日和『行進曲「食卓」』を観に、十三Cafe Slow Osakaへ。 西村朋恵プロデュース チャーハン・ラモーン作・演のお芝居。 チャーハンさんは本業がデザイナーなので、ちらし、舞台美術や小道具、映像までポップな統一感がある。 会場がカフェだけに、コー…

キャラ探し

『ワンサ』稽古2日目。 台本冒頭には、すべての登場人物のプロファイルが書かれている。 それが役作りのヒントになるんだろうけど、途中までの台本ではまだ謎な部分がたくさん。 今日は途中からキャラを探る稽古。 演出の一軒氏は言葉で伝えてくれるけど 頭…

『ワンサ』稽古始め

次回出演は、スクエアという劇団。 ”おっさんコメディ”では右に出るものがない! と、太鼓判を押せる劇団。 劇団30回目の記念公演にして、出演オファーをいただいた。 嬉しい。光栄です。 稽古初日にもらった台本は57ページ。 ト書き1行目に「舞台溶暗」とあ…

会議ご多忙申し上げます

来週の総会に向けて、平成女鉾清音会の役員会議。 皆さん働き盛りの女盛りなので、忙しい中、時間をやりくり。 別の会議を抜けて来た人。 同じカフェで他の会議をぶっこんだ人。 一人は仕事で1時間半遅刻してきた。 次も会長をするかどうかはまだ分からない…

自慢の息子

サンプル『自慢の息子』を観に、アトリエ劇研へ。 2月に東京で観た『女王の器』が面白かったので、京都に来てくれたのはとても嬉しい。 ここのお芝居はどのシーンも釘付けになってしまう。 脚本が面白いだけじゃなく、役者さんの演技が生々しいのだ。 アフタ…

ニット的お花見の宴

円山公園でお花見をしているニットキャップシアターの一団に合流。 屋台もたくさん出て、 サラリーマンが場所取りしている賑やかな所から ずっと入った暗い一帯に彼らはいた。 ヨロヨロした桜が一本、花をつけている下で ブルーシートで正座して、ウィスキー…

夜桜ピクニック

ちまたのつぶやきを見ていると桜が満開のようだけど、京都はまだ7分咲きってところ。 特に北はまだまだだけど、ライトアップ中の植物園へ。 夜の桜は、迫力があります。 ホント、根元に屍体が埋まっていそう。 そんな暗がりでピクニックしている家族連れ。 …

明倫お花見の宴

明倫学区お花見の宴。 今は廃校となった明倫小学校のグラウンドに植わっている、一本の桜。 樹齢80年は経つらしい。 細くてゴツゴツした幹に、7分咲きで花がついていた。 お町内の宴会と気軽に引き受けたけど、近づくにつれて本格的なイベント感がヒシヒシ。…

遊びをせむとや生まれけん

祇園囃子のお稽古。 今日は太鼓方の出席が少な目。 「ちょっと叩かせてくれるか?」と先生が参加。 いわば鉾囃子のコラボレーション。 同じ曲だけど、太鼓のリズムが変わるだけで違う曲になる。 まるで子供が遊んでるみたい。 はぜたり、べたべた歩いたり。 …

いっぽん桜

週末、ご招待いただいた。 お町内の小学校グラウンドに一本だけ桜があるらしい。 その下で学区のお花見をするんだって。 そこで「朗読をしてほしい」との依頼。 せっかくなので、桜にまつわる題材にしようと本探し。 図書館で蔵書検索。 梶井基次郎「桜の樹…

手作りスップン

先日、「杜のたからさがし」で作った木のスプーン。 ヨーグルトをすくうにも、 カレーを食べるのにも 口当たりが柔らかくて愛用している。 原型は木工作家さんが用意してくれた。 私はそれを5種類くらいの紙やすりでゴシゴシしたのだ。 楢の木は意外に削れや…

風に吹かれて

暴風と共にやって来た九州からの客人を 「お気をつけて」と送り出し 自分も帰路へ。 暴風で髪が色んな方向に流れるままに地下鉄へもぐる。 電車に乗り込み、(もうそろそろかな?)と駅を見ると 「御陵」(みささぎ)とある。 あれ? 反対方面の車両に乗り込…

枝豆玉三郎

男前豆腐店のお豆腐が 3球勝負でやって来た。 タイトルだけ見ると歌舞伎役者みたいだけど コンセプトは枝豆らしい。 「本物の男前はあなたを裏切ったりしない」 とある。 4月に入って、グルングルン目が回る忙しさ。 頼ってみたくなる男らしさ。

プードルの教え

友達A嬢はプードルを飼っている。 黒いプードル(ジャッキー)をかわいがって 犬中心の生活を送っていたが 茶色いプードル(メイ)も飼い始めた。 「だって欲しかったんやもん」 という犬好きの気持ちは私には理解できない。 でも彼女は2匹に十分な愛を注い…