週末、ご招待いただいた。
お町内の小学校グラウンドに一本だけ桜があるらしい。
その下で学区のお花見をするんだって。
そこで「朗読をしてほしい」との依頼。
せっかくなので、桜にまつわる題材にしようと本探し。
図書館で蔵書検索。
梶井基次郎「桜の樹の下には」
屍体が埋まっている・・・。
坂口安吾「桜の森の満開の下」
京からさらってきた女が生首を所望し、山賊が引くほど首遊びに耽る・・・。
う~ん。暗い。
恐い。
これじゃ花冷えが余計寒くなっちゃう。
大西伝一郎「桜物語」
吉田足日「さくらさひめの大しごと」
かとうゆうこ「さくらのひとりごと」
絵本を読むにはお客さんの年齢層が高いような・・・。
結局、「桜」をテーマの時代小説に決めた。
なかなか渋い内容である。
ただ短編とは言え、長い。
1章で20分。10章まであるから、単純計算で200分。
これをショートバージョンにする。
バッサバッサカットしたけど、20分強。
江戸の話なので、京都弁では口が重い。
もうちょっとテンポよくしなきゃ。
もっかのBGMは江戸落語です。