ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

手作りスップン

先日、「杜のたからさがし」で作った木のスプーン。
ヨーグルトをすくうにも、
カレーを食べるのにも
口当たりが柔らかくて愛用している。

原型は木工作家さんが用意してくれた。
私はそれを5種類くらいの紙やすりでゴシゴシしたのだ。
楢の木は意外に削れやすく、
思ったように滑らかに曲線を形作る。

先は薄く、器は深く

唇の当たりはスムーズに。
汁物もしっかりキープ。

を意識して磨きました。

とは言え、製作途中はすぐに「できました」と持って行っては
「もうちょっと削ってみたら?」と返されて、
何度もやり直しをしたのですけどね。

関係ないけど、以前共演した横江嬢は
「スプーン」という台詞が言えなくて
ずっと「スップン」と言っていたなぁ。
真面目なシーンなのに笑いをこらえるのが大変だったことを思い出しました。