2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧
図書館へ本を返したついでに、S商店街へ足を向ける。 ここには祖父が営んでいた乾物屋があった。 店の中はいつも昆布と鰹節の混ざったような匂いが立ち込めていた。 子供の私には不可解な匂いで、あまり居心地のいい場所ではなかった。 でも後を継いだ叔父さ…
ニットキャップシアターのコント公演「ニットの世界」を観に 東山青少年活動センターへ。 今回のラインナップは、痛い。 えぐった傷口がかゆい。 そんな感じ。 客席はフフフ、フフフと笑っていた。 自身のヒリヒリするところを敢えて風に当て、 市長に当選し…
囃子方代表の一念で、ピーカン晴れ! やってきました。 平成女鉾清音会、奉納囃子の日。 浴衣に着替えながら、気合の見せ合い。 赤いパンツをはいてきたMさんは、「サルやないねんから」と突っ込まれている。 本殿に向かうと、ギャラリーの多さに、こっちが…
7/29は、平成女鉾清音会奉納囃子の日! 一方大阪では、ヒヅメ祭りなるものが開催されるらしい。 何でも、年清由香嬢と小松利昌氏による ネットラジオ(ヒヅメパラダイス)の公開録音とか。 冠に私の名前を使っておいて、断りもなく開催とは何事ぞ! と、ネタを…
平成女鉾清音会、奉納囃子までの最終稽古。 囃子をしながら笛や鉦、声出しをしているメンバーと気持ちのコンタクトを取る。 「ソレ」という掛け声にしても、 (準備はいい?)という気持ちや (今だ!)という気持ち、色々な場合があるのだ。 正座して太鼓を…
福山しゅんろう氏のライブを観に、蚕ノ社「憧夢」へ。 彼は”タイトパッケージ”という2人組で、毎月ライブを行っている。 いやぁ、生歌はいいね。 一曲目の「浜辺の歌」で、 歌が体に沁みていくのを感じた。 いえこれは前座の ”せしこいりこ”さんのメニューで…
朝起きてブラインドを上げようとすると、 ジジッという音と感触。 蝉が窓に挟まれ、震えていた。 ワオ!虫パラダイス! カラスが口を半開きにして電線に止まっている。 見つからないように、外に出す。 1週間の命、無駄に過ごす暇はないのだ。 本日(7/26)…
最近、足ばかり蚊に咬まれるなぁ、と思っていたら、 朝、足の上をぴょ~んと飛び跳ねるモノあり。 ゾワッと寒気が走る。 ノミだ!ノミが出た!! 猫ちゃんだ。 階段で見かけるキャッツ! それか、こないだ橋の下ですり寄ってきたキャッツ! 汗をボタボタ落とし…
9月に上演する、『競作・チェーホフ』に向けての稽古。 今のところ稽古頻度は月一回くらい。 色々試す。 稽古後は「耳なし芳一」みたいになっていた。 その体でカップを拭くと割ってしまった。 その体でお店に行くと、ビールが早く出てきた。 その体で夜、う…
ピートさんと英子先生の夫妻に会う。 お二人は、ニューヨークにある研究所の教授。 ピートさんは宇宙物理学、英子先生は社会学が専門。 英子先生とは以前から知合いだったが、 結婚されている事も、お相手がオランダ人という事も初めて知った。 ピートさんは…
ジャングルインデペンデントシアターがプロデュースする『#10』を観に行く。 ジャングルは日本橋に1stと2nd、劇場を2つ持っている。 今回は、その2つの劇場を同時に使って「都市ニ事件ヲ」おこすらしい。 私は2ndの『ファイティングブロードキャスト』を鑑…
平成女鉾清音会の稽古再開。 7月に入って、散々他の山鉾の祇園囃子を聞いたので、 耳だけは肥えた。 果てさて、自分達の囃子はどうか。 ブランクがあるのは仕方ない。 上手いか下手かの問題ではない。 要は、どれだけ気持ちを合わせられるか。 先日ラジオで…
7月17日から24日まで、四条寺町のお旅所にお神輿が滞在している。 私は、日本の祭のこういうところが好き。 神様が、移動していくところ。 これはたぶん日本の風土が育てた風習だろう。 日本は四季の移ろいがあり、台風が来ては去る。 恵みをもたらすが、時…
橋の下で猫おばさんに会った。 「ホーホー」と自転車でやってきて、餌をやる。 猫おばさん曰く 「この橋からもうひとつ上流の橋まで、野良猫が44匹いる」そうだ。 おばさんは、お年頃になった猫達に避妊手術を受けさせるらしい。 耳が切られているのは、手術…
山鉾巡行。 去年は傘と雫に邪魔されて難儀したが、 7万人増にも関わらず、今年は見やすい。 四条堺町のくじ改め。 山鉾によってやり方は違うが、 手を使わず、扇子だけを使って紐をほどき、 箱に入ったくじを見せるのがかっこいい。 綾傘鉾の男の子は、紐が…
凹む。 何が悪かったのか? 私か?私なのか? 局からの帰り、タクシーの運ちゃんになぐさめられる。 デス電所「輪廻は斬りつける」を観る。 「この先に何があるか分からないけど」 と言いながら井戸を登るシーンと、 ほうれん草の歌に勇気づけられる。 私な…
今日は、平成女鉾広報としてのお仕事をひと休み。 お彼岸GALSに頼まれて、祇園祭のツアーコンダクター。 3時間ほどちまき授与に携わり 町衆の気分を味わうところから始まって、 山鉾拝観、屏風祭り・・・計画は色々あったけれど 「この際、浴衣を買いたいんです…
朝から台風により中止情報が耳に入ってきたが、 そんな時こそ見ておかねばと 現地(祇園祭)に行ってみた。 懸装品を片付けていたり、提灯を外したり。 ブルーシートでグルグル巻きにされている鉾もあった。 真柱を色んな方向から縄で補強している鉾もあった…
毎日毎日、雨、雨、雨。 停滞する梅雨前線に台風まで加わって どうやら宵々山まで雨模様。 すべる下駄をふんばりつつ、浴衣で参戦。 月鉾に「和装の方は13、14日は 鉾に上っていただけます」とあった。 天水引にある山羊の刺繍の美しさに感動。 隅房金物の動…
ラジオに出演することになった。 1時間ほどトークをし、ゲストの人となりを紹介する生放送番組、とのこと。 その中で3曲、リクエストをかけてくれるらしい。 色々考えて、3曲を決めた。 打合せのため、放送作家さんと約束したのは18時半。 「京都は本当にと…
最近は、喫茶店に入っても、うどん屋でも、 駅でも、丸太町通りでも、知人に合う。 今日は、バイクに乗ったおっちゃんに「日詰さ~ん!」と呼ばれた。 ウォークマンを通しても聞こえた。 カブに乗った、白いズボンのおっちゃん。 後部にどでかい木製ステレオ…
人に会うので、デパートの化粧品コーナーに寄った。 お試しコーナーの口紅を探していると、中から店員さんが出てきた。 朝から口紅を塗ってない事を見破られ、怒られた。 「唇も日焼けするのよ。油断しちゃダメ!」 唇用の美容液をカウンターから出してくれ…
平成女鉾清音会にて、会報発送作業。 ここは賛助会員向けに「平成女鉾清音会便り(さやねかいだより)」という会報を 年に2回、発行しているのだ。 作業しながらYさんの話を聞く。 Yさんは70歳代。 去年入った、囃子方1年生。 平成女鉾清音会にいることが本…
今日は、イケ麺パーティー。 麺を食すのだ。 集まったのは7人。 メン提供者は、製麺所の御曹司。 うどん、蕎麦、黄そばなど、計24玉! メン調理者は、M嬢。 和風きのこ鍋(ネギを焼いて出汁) 脱メタボ蕎麦サラダ(酢とみょうがでさっぱり) キャベツ山盛り…
植物園は刺激的。 かぼちゃの蔓は、コイルのようにグルグル巻きつく。 実をつけはじめた杉の木は、拳骨をたくさん握り締めているかのよう。 まだ緑色の松ぼっくりは、葉っぱの爆弾みたい。 奇想天外は、お菊人形のように葉が伸び続ける。 ジャングルには、巨…
長刀さんの二階囃子を見学。 長刀鉾は巡行の先頭なので、待機時間がない。 なので、太鼓が交代するいとまがない。 太鼓のない「浪花」という曲があった。 これは他の山鉾にはない、珍しい曲だそうだ。 こちらの稽古場は、和やかでスマートな雰囲気。 だが、…
船鉾さん訪問。 去年、鉾宿を改築をすると聞いたときには (どんなんなんのかなぁ)と心配だったが、 設計的に大きな変化はなかったようだ。(ほっ) 土壁が新しくなり、新しい畳の匂いが立ち込めていた。 祇園囃子はそれぞれ、独自の合図を持っている。 こ…
トルコ人のオズグュールさんに会った。 「疲れました」と言う。 「何に?勉強に?」と聞くと、 「全部です」と暗い顔。 明るい話題を探して「今度、チェーホフをやるのよ。知ってる?」と聞くと 「あ~チェーオウ、トルコでも有名です。ロシアとトルコは近い…
男のきもの「えいたろう屋」の張田社長とお茶を飲む。 張田さんはまだ若いけど、やり手だ。 呉服業不振の時代に新しいブランドを立ち上げて、 なかなか評判なお店に発展させている。 彼の話も興味深い。 今日は「『お金のため』か『世の中のため』か迷ったら…
何度も登場するが、蚊!! むかつく! 蚊め! と言っても、力を入れにくい。 このスカされるネーミングからして、ムカツク! 今年はなぜか足首を集中して咬む。 刺す? いや、蚊む! ちょびっとソックス&バレエシューズ大はやりの夏に! 足首が出せないじゃな…