ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

見守り隊

最近は、喫茶店に入っても、うどん屋でも、
駅でも、丸太町通りでも、知人に合う。
今日は、バイクに乗ったおっちゃんに「日詰さ~ん!」と呼ばれた。
ウォークマンを通しても聞こえた。

カブに乗った、白いズボンのおっちゃん。
後部にどでかい木製ステレオを積んでいる。
呼びつけておいて、「ちょっと待ってな」と、
携帯電話をする。
「はいはい。あと10分で行きますさかい」
誰だ?つくづく観察しても、見覚えのない人だ。

「わし。制服着とらんと分からんかな?新風館でお世話になった」
あぁ!10周年の時、平成女鉾を守ってもらった、ガードマンのKさんだ!
今日はこれから友人の遺品のアンプを直しに行くらしい。

それにしても、京都は狭い。
これじゃ隠れタバコもできないよ。
(しないけどね。)
(しても罪じゃないけどね。)