ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

芝居じゃない話

石原正一ショー『野球狂の詩子』も平日の公演を残すのみとなった。 ビーチボールトスも、ルールがややこしくなってきた。 3と3の倍数で、手以外を使う。 昨日は遠坂百合子嬢が足を使ったシュートが田川徳子嬢を攻撃した。 それ以来、鋭いケリは「リリーエア…

ほんまかいなぁ

ロングランしていると、お芝居がだんだんお祭みたいになってきた。 今日は新しいダンスも加わった。 こうなりゃ何でも来い。 うふふ。楽しいなぁ。 私の役は初め、「真矢みきさんみたいに」と演出があったんだけど、 それに「渡部篤郎」が加わって 初日に「…

『野球狂の詩子』PV

石原正一ショー『野球狂の詩子』イメージPV。 ちらし撮影の一コマです。

岩鬼対決

『野球狂の詩子』は初演が2002年の12月 今回再演は7年半ぶり。 出演者は、石原氏と私を除いて総取っ替えされている。 勢いとかハードさとか、それはもう、新しい力が継いでくれるに越したことはない。 それぞれが一生懸命取組む役だもの。 同じ役を演じる者…

ジャングル1stのサイトビュー

実質『野球狂の詩子』初日。 集合時間に行くと、ジャングルインディペンデントシアター1STのシャッター前に 石原正一氏の模索する姿が・・・。 楽屋にいると、真心君に号令がかかる。 で、全員召集でこんな作業に。 ジャンプの表紙や『野球狂の詩子』のチラ…

3段落ちプレビュー公演

『野球狂の詩子』プレビュー公演。 普通は3300円の公演を、今日は2800円でお見せする。 後半ゲネリハーサルを通して臨んだものの、 やはりプレビュー公演してみてよかった。 突然のブレーカー落ちや、袖幕落ち、役者のスカート落ちなど ハプニングがいっぱい…

ジャングルインディペンデントシアター1st

ジャングルインディペンダントシアター1stに、劇場入り。 ここで上演するのは初めて。 2ndよりも小ぶりなホールだけど、それだけ臨場感が楽しめる。 劇場プロデューサーの相内氏によれば、 ここは元々映画館だったそうだ。 去年の3月、壁を黒く塗り、楽屋を…

喫煙車両

近鉄電車で、慌てて特急券を買ったら、 喫煙席だった。 指定席に座った途端、ケムいのに驚いた。 後ろ席の人がスパスパ吸っていた。 イマドキ、公共の場で禁煙は当たり前。 飛行機だって四条通りだって、NYのバーだって禁止なのに、 近鉄電車、何てレトロな…

プレイボール!

この暑さで、生きてるだけでも体力的にギリギリだ。 なのに『野球狂の詩子』選手達は、よく動く。 よく声を出すし、ダンスまでする。 「お誕生日、おめでとう」と稽古場で祝われて ケーキを吹き消した吉川莉早嬢。 25歳になったそうだ。 丹下真寿美嬢が「同…

お色気ポロリ

初期の石原正一ショー作品には 必ずお色気シーンがはさまれている。 お色気とは言え、健全なセクスィーだ。 今流行りのチューブトップに短パンファッションよりも露出が少ないくらいだ。 でもその扮装を目の当たりにすると、 想像力で(ぽわわ~ん)と吹き出…

熱中時代

奈良で、一日ロケだった。 某歴史番組のドキュメンタリー。 時代の扮装をして、お寺の舞殿での収録。 「血の温度が下がらない」って、このことか、と思ったよ。 メイクさんが気を利かせてくださって 水分はストローで小まめに補給するんだけど 途中から身体…

花男

共演中の、吉川莉早嬢(悪い芝居)に野球漫画を借りた。 松本大洋 『花男』 隅々まで凝っている画。 ヘンテコなストーリー。 1巻2巻とガハハと読んできたが 3巻で、突然ヤラレた。 ツーッと涙がこぼれた。 ベッドで寝ながら読んだので、右目から出た涙が…

観客席

『野球狂の詩子』初演は7年半前に、 扇町ミュージアムスクエアがなくなるという事実にひっかけて その”場”に対するレクイエム的な作品として 上演されたのだ。 OMS(扇町ミュージアムスクエア)にはでっかい柱があって、 どんな風に舞台を切り取っても入り…

練習後、飲み

『野球狂の詩子』稽古。 今日は抜き稽古のはずなのに、ほとんどの人が集まった。 ダンスの自主練だ。 クーラーのきかない、薄暗い廊下で 汗まみれになって踊る若人達。 真心君のTシャツはグラデーションがつき、心なしか顔立ちが深くなっている。 美しい光景…

自殺志願

キャンプから帰ってきた友達が 「もう、死にたいねん」とポロッとこぼした。 どうしたの?! 何があったの?! 「一緒に泊まってた子に『いびきがうるさい』って言われてん。 それを色んな人に言いふらしてるみたいやねん」 相当、傷ついているようだ。 そ・・・…

夜中の訪問者

夜中、コツン!コツン!とベランダで音がした。 今回共演中の遠坂百合子嬢のブログに 「見知らぬ男性が家に侵入しようとして、警察に捕まった」 という記事があって、 (ものすご、怖~っ!) と思っていた矢先だけに、 (うそや、信じられへん、ここにも来た…

元気ハツラツ!

次回作『野球狂の詩子』は、色んな野球漫画が題材になっている。 友達の双子姉妹の一家は、モーレツな阪神ファン。 野球はいつも回りにあったけど、「巨人の星」と「侍ジャイアンツ」は、禁止だったそうな。 アンチ巨人を貫いている。 それどころか、オロナ…

被害者の会資格

お芝居の稽古後、平成女鉾清音会 被害者の会に顔を出す。 「被害者の会」の会員は、メンバーのご亭主や関係者。 日頃、平成女鉾の活動で、 アッシー君をさせられたり、 奥さんが朝帰りしたりするのを 快く受け入れ、応援してくれる方々だ。 ただし、ここでは…

やっぱり夏は花火だね

お盆で帰ってきている、 劇団そとばこまち時代のメンバーが 石原正一氏宅に集合! もう、思い出話で笑いっぱなし! 稽古で煮詰まって、逃走した話。 100回同じ台詞を特訓させられた話。 舞台での、忘れられないフレーズとか。 石原氏の若かりし頃の失敗談…

京の七夕

旧暦の七夕に合わせて、「京の七夕」というイベントが開催されている。 堀川や鴨川を天の川に見立てるらしい。 まずは無料開放されている二条城へ。 お城がデジタル掛け軸になっていた。 色とりどりに映し出される模様。 和風建築が油絵になったみたい。 木…

バッター紹介

「野球狂の詩子」は日々、成長している。 昨日はビーチボールトスが120超えをした。 出演者のピッチングフォームも安定してきた。 魔球を実現するために、1日費やしたこともあったけど (こんな感じかな~?)くらいにはなってきた。 ほいでも西山ひな嬢が、…

意識して、見ない

稽古終わりで特急電車に乗ると、 私と同時に4人がけの向かいの席にきよぴーが座った。 関西で活躍するDJの谷口キヨコさんだ。 文庫本を読んでいる。 すらりとした美人だけど、OLっぽく阪急電車に溶け込んではるなぁ。 今はプライベートやし、あんまりジロジ…

芸初め

次の次の舞台に向けて芸を身につけようと 本日より、お稽古を始めることにした。 まったく開けたことのない扉だけに、何もかもが新鮮。 触ったことのないブツを恐る恐る手にとることから始まり、 装備の仕方、姿勢。 のみならず、最後はコンビネーションまで…

マジックラジオ11th

福山俊朗氏の『マジックラジオ』を聴きに、RAGへ。 前回はお芝居にたくさん時間をいただいたけれど、 今回は原点のトーク・トーク・トーク! 俊朗氏、しゃべくり倒しておられました。 いいなぁと思った話は、ゲストの形成外科医、荒田先生。 「医者はいつも…

西院ミュージックフェスティバル

稽古帰り、駅でひまわりをもらった。 西院ミュージックフェスティバルのフィナーレらしい。 そう言えば行きしな、チンドン屋が駅前を演奏して回っていた。 楽しそうやなぁ。 カフェ、バー、ライブハウスのみならず 電気屋、銭湯、路面電車、幼稚園、神社など…

タラリラッタラー

石原正一ショーの稽古開始には、バレーをする。 会社の昼休みにするような、円陣バレー。 ただしボールはビーチボール。 「い~ち」「に~」と数を数え、5の倍数だけ、手以外を使う。 これが、フィーバーするのだ。 ウォーミングアップとチームワークの育成…

世界平和の日

戦後65年。 アメリカの駐日大使が、原爆追悼式に参加した。 投下当時には、考えられなかったことだ。 国連事務総長は「核のない世界は実現できる」と宣言した。 核抑止力を信じる現代の世界では、まだ信じられない事だ。 駐日大使の参加について、ある人は「…

ベースボール

『野球狂の詩子』は再演なので、手直しする。 一番変わったなぁ、と思うのは、情報の伝達方法。 テレビや新聞で知る、という時代から ヤフーニュースやツイッターで知る時代になった。 使う機器も、パソコンやiPhoneに変わった。 普遍的やなぁ、と発見したこ…

祇園水

八坂神社から、奉納囃子のおためとしてお水をいただいた。 浴衣を緩めて汗を拭いていると「イオン水やて~」と配られたが 「祇園水」と書いてあった。 「京都祗園さんのお水」だそうな。 青い龍の画と共に、こんな説明文が・・・。 身体が求める「お水」。 …

お受験かよっ

『野球狂の詩子』稽古。 今日は改訂版が発表された。 そう。まさしく発表。 新台本が、壁に貼り出されている。 改訂した箇所だけ、蛍光ピンクが引かれている。 出演者は壁に向かいながら、 自分の旧台本へ修正や書きこみを加えていく。 まるで合格発表を見に…