ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

岩鬼対決

野球狂の詩子』は初演が2002年の12月
今回再演は7年半ぶり。
出演者は、石原氏と私を除いて総取っ替えされている。

勢いとかハードさとか、それはもう、新しい力が継いでくれるに越したことはない。
それぞれが一生懸命取組む役だもの。
同じ役を演じる者としては、たぶん同じ悩みや工夫があると思う。

昨日は初演で岩鬼を演じた千田訓子嬢(リリパットアーミーII)がゲストで
今回、岩鬼を演じている田川徳子嬢(劇団赤鬼)と、舞台での岩鬼対決だった。

千ちゃんの立場からすると、
自分が演じた役を他の人がするのを見るだけでもドキドキするだろうに、
同じ役で出演なんて、度胸がいるやろなぁ。
田川嬢だって、先達者に自分の芝居を観られるって緊張するやろなぁ。

ワタシ的には初演と今回、どちらの岩鬼も豪傑でキュート!
それぞれ生き生き輝いています。
しっかりバトンを渡す様子を袖幕の隙間から聞きかじり
とっても楽しませていただきました。

それにしても水島新司先生は、
どうして口から葉っぱを生やす男を考えついたのかなぁ?