ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

京都市美術館のプロジェクションマッピング

京都市美術館へ、プロジェクションマッピングを観に行く。 本当は昨年秋に「岡崎ときあかり」で上映されるはずだったんだけど 台風で中止され、幻となっていたものだ。 上映作品は13本。 ハロウィンのネタがあったりして、少々季節外れな感じはするけれど、…

国際会館の出張囃子

国立京都国際会館イベントホールにて、平成女鉾清音会の出張囃子! ごっついでっかいホールやった~。 なんとお客様1800人!! 入場だけでも20分くらい。 用意したお迎え囃子が足りるかな~? 少しヒヤヒヤしました。 今回、出囃子デビューした太鼓方の相方、I…

IN HER THIETIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION & ライトアイプロデュースの 「IN HER THIRTIES”イン・ハー・サーティーズ”を観に、in→dependent theatre 2ndへ。 30代女性の1人の生きざまを、30歳から39歳の10人の女優が演じる。 35歳で仕事か家庭かの選択に迫られ、以後 華やか…

「ねこの会」の見学

昨年の朗読劇アカデミー3期生さん達の自主活動を見学。 8人が集まった。 皆さんの近況を伺ったり、 朗読を聴いたり。 仕事を再開したOさん、 足を治療中のGさん 「水仙が咲きかけで」という京北のIさんに 「それは遅いですね」 「うちは結局咲かなかったわ」…

口琴禁止令

サロメの終演後、民族楽器の説明があった。 寺町御池にあるコイズミ楽器の店員さんが紹介してくれた。 ハピ、カホン、カリンバ、拍子木、レインスティック、スタンピングチューブ、トンガトン、スプリングドラム、呼子笛、ティンホイッスル、アニマルボイス…

日和(ひより)上げ

週末の、平成女鉾清音会出張囃子に向けて稽古。 お客様の入場時に、お迎え囃子を奏でる。 1800人が会場に入るのに、何分くらいかかるのかなぁ? 祇園囃子はメドレーで奏でるけれど、最後の曲が「若」と決まっている。 そこに行くタイミングが難しい。 3分前…

スズキは魚

お家で一人暮らしをしている方達と、声を出す企画。 まずはゲームで仲良くなる。 「好きな魚の名前を言ってください」 サーモン、タイ、ハマチ、スズキ、マンボウ、金魚・・・。 「ではその人に呼び掛けてください」 サーモンさん、タイさん、金魚さん だん…

玉光稲荷の春

八坂神社の玉光稲荷社の春季祭に 平成女鉾清音会会長として参列。 桜の蕾もほころぶうららかな日和。 何度も立って低頭して着席をする。 砂利に木製の長椅子を置いているので、座りが悪い。 後ろの列の方は、椅子ごとひっくり返っていた。 おキツネさんのい…

オペラ座の怪人

東京から客演している増井友紀子さんに、DVDを貸してもらう。 『オペラ座の怪人』 実はまだ観たことがなかった。 怪人さんが人間ぽくて(人間なんだけど)、気の毒になった。 クリスティーヌさんは、怪人さんにも気があったのに 怪人さんが自分に自信がなく…

サロメ~フルーツ♥スキャンダル~

ニットキャップシアター ギャラリー公演 『サロメ~フルーツ♥スキャンダル』を観に、TNCビル3F project roomへ。 オスカー・ワイルド原作をニット風に構成、演出された作品。 紀元後すぐのパレスチナ。 ヨカナーンという預言者に恋してしまう、王女サロメ。…

一軒のぼやき

スクエアの稽古がボチボチと始まっている。 5月GWが勝負なので、今はまだ、全員で飲みに行く余裕がある。 演出の上田一軒氏が 「『こちら、焼きそばになります』という言葉遣いはおかしい」 と言い出した。 「これから”焼きそば”になるんか?っちゅう話や」 …

春毒ガス

お彼岸が近づくと、アレがやってくる。 スギ花粉、ヒノキ花粉、黄砂にPM2.5。 大気が毒ガス状態。 洗濯物を外に干せない。 外出時はマスクとメガネ着用。 何かのきっかけでくしゃみ。 皮膚のかゆみ。 昨日は目がニチャニチャになった。 あぁそれは笑い過ぎが…

牛、豚、鶏の調理法

「はひふ」のメンバーと、某料理店マスターで会食。 マスターの博識ぶりったらすごい。 映画の話、政治の話、歴史の話、もちろん料理の話。 はひふメンバーを「牛、豚、鶏」と分けて 「3つの素材をどんな風に調理するか」 次から次へとメニューを考えてくれ…

「竹」かんむりに「犬」で”笑”

ホワイトデーの頃、宅配ボックスに届いていた。 chocolat 笑 chaud 和菓子屋、亀屋良長の一品。 百年以上昔の木型から作られたんだって。 「竹」と「犬」が組み合わされて、 笑っているような顔になっている。 思わずにんまり。 お湯に溶かすとココアになっ…

いま、アベノのどうでもいい秘密が暴かれる!!

スクエアの山本っちゃんから本チラシが送られてきた! 『アベノ座の怪人たち』 日活映画のポスター風。 「いま、アベノのどうでもいい秘密が暴かれる!!」 というサブタイトルと共に 「知らんがなー」 と絶叫する女性。 前回公演を観た友人から 「笑い過ぎて…

御苑の三女神に逢いに行こう

まいまい京都【京都御苑】神社ガイドとめぐる、公家町の神々 ~伝説のワンダーランド!御苑の三女神に逢いにいこう~に参加。 京都御所の中には、ご神木や神社がいくつかあるらしい。 日頃通り過ぎているけど、改めて説明を聞きながら巡ってみる。 ガイドは”…

東山花灯路2014奉納

土曜日は、京都・東山花灯路2014にて、八坂神社で奉納囃子。 花灯路開始時間に合わせて、18時からスタート。 楽器が到着し、舞殿にセッティングするまでマイクを担当。 祇園囃子の説明や平成女鉾清音会の紹介。 熱心にうなずく観覧の皆様の中に、知ってるお…

東學墨画展

近鉄アート館の上には、SPACE NINEという場所があって 東學墨画展―墨の糸が織りなす、愛しき命たち― が開催されている。 墨で書かれた女性や花達。 その迫力に圧倒されて、のけ反るけど 膝とか皺とか、髪の毛とか細かい部分が見たくて、再びかがみこむ。 絵…

洋服解体新書

玉造小劇店 配給芝居『洋服解体新書』を観に、近鉄アート館へ。 日本東西、老若男女の役者さんが 陛下から芸者さん、貴族議員や神田生まれの職人など色々な役を演じる。 舞台上は色んなリズムが飛び交い、丁々発止の演技のやり取り。 目が離せませんでした。…

増税前の電子レンジ

増税前に、大きい買い物について考えた。 チーン! 電子レンジが足りない! 今の電子レンジは、前の住居の前の住人のお古。 最近じゃ、底盤も回らず、温めや解凍も均一にならない。 電気屋さんに行くと、値段はピンからキリまで。 (安くてコンパクトがいい…

トルコじゅうタンとルンバ君

我が家のトルコ絨毯は、本場トルコで買ったのだ。 トルコ人は日本語がペラペラだった。 「お嬢様、トルコじゅうたんは日本の風土にもよく合います。 夏は裏返して使うと良いです。 フローリングによくマッチします。 畳の上に敷くなら、こちらの白い模様の方…

送る季節

3月はお別れの季節。 2件のお別れ会に参加。 一人は親御さんの看病のため、実家へ帰ってしまう。 もう一人は大学を卒業して、東京に就職する。 人生の転機を迎えた人は なんだか清々しく、たくましく見える。 どうぞどうぞ、お元気でご活躍を! 送る立場と…

心地よい朗読

3年越しの朗読継続講座第3回。 受講生さん達の声が柔らかく、深くなっている。 ちょうどいい音量で部屋を満たす。 読みも、濃縮されている。 1行に詰まる意味がたくさん込められて 情景が目に浮かぶ。 出身者の方の地元の訛りは 心地よくてずっと聞いていた…

スクエアのアベノ座の怪人たちはこすいらしい。

5月に出演する芝居の顔合わせ。 スクエア「アベノ座の怪人たち」 先ごろ全面オープンした日本一高いビル ”あべのハルカス”の劇場 近鉄アート館で行う。 スクエアへは2度目の出演。 以前、「一度出演した人は二度と呼ばれないらしい」と聞いたことがあるけれ…

終電の電話

阪急京都線の最終電車。 私の隣に、電話で話す男性。 一見、ちゃんとしたサラリーマン風なのだけど 話している内容もえげつない。 「女と飯食うだけやったら金を捨ててるようなもんやんけ。 絶対ホテルまで連れて行け。 俺はいつもそうしてる」 というような…

胴上げわっしょい!

大学前で、合格発表の現場に遭遇。 掲示板の前に、人だかり。 どうやら在校生が新入生を待ち構えているらしい。 剣道着を着たり、ラグビージャージを着たり、そろいの法被を着ている先輩達。 合格した受験生を わっしょい!わっしょい! と、胴上げしている…

気持ちがねじれる

柏市の通り魔のニュースを見ると 先日の「深い緑がねじれる」というお芝居を思い出す。 作家は「若い頃、人を刺してみたかった。その思いを芝居にした」 と、アフタートークで語っていた。 客席を見て「え?みんな、そんなことなかったの?」 と、意外そうで…

はひふのちらしづくり

「は・ひ・ふのか」の第2回公演のチラシ作り。 一般的にはプロのデザイナーさんに頼むのだけど ここは自力で何とかする。 ざっくり作った下書きに 「ここは春らしく、ピンクのぼかしを入れたら?」 「文字の間をもうちょっと離して」 と、細かく指示する原…

Magic Radio解散

8年にわたり活動を続けてきたMagic Radioが解散するとお知らせをいただいた。 客として観に行っただけじゃなく、 何回か出演もさせてもらったので、少し寂しい気もする。 改めて振り返ってみると、このショーは マジックやラジオはあまり関係なく 福山俊朗氏…

越山先生

伝青50周年には、俵越山先生が来られていた。 元・越前屋俵太さんだ。 今は書家として活動しておられる。 着物は墨の柄だった。 「流」という字を反物にして仕立てたらしい。 足袋も、「たった今、揮毫したとこ!」という具合に墨が勢いよく飛んでいた。 デ…