ニットキャップシアター ギャラリー公演
『サロメ~フルーツ♥スキャンダル』を観に、TNCビル3F project roomへ。
オスカー・ワイルド原作をニット風に構成、演出された作品。
紀元後すぐのパレスチナ。
ヨカナーンという預言者に恋してしまう、王女サロメ。
サロメに一瞥もよこさないヨカナーンに対し、
ついには首をはねて盆に乗せて、キスをする。
衝撃的なシーンが有名な物語。
中学の時に読んで、「えげつないな~」と思っていたけれど
大人になってみると、喜劇というか悲劇というか
人間の愚かさを見た。
お芝居は民族楽器に乗って、仮面舞踏劇を観ているような感覚だった。
文語体の語りがずっと添えられている。
いたって真面目だけれど
”フルーツ・スキャンダル”だから、チラチラフルーツが出てきた。
チラチラね。