サロメの終演後、民族楽器の説明があった。
寺町御池にあるコイズミ楽器の店員さんが紹介してくれた。
ハピ、カホン、カリンバ、拍子木、レインスティック、スタンピングチューブ、トンガトン、スプリングドラム、呼子笛、ティンホイッスル、アニマルボイス、フレームドラム・・・等々。
それぞれの楽器にお国柄が反映されている。
カホンはアフリカから奴隷として連れて来られた黒人が樽を叩いたのが始まり。
口琴は世界中にあるけれど、金属や竹製、木製など素材も形も様々。
日本でも江戸時代にブームがあったらしい。
「ムックリ」と呼ばれる口琴で、社会に対する悪口などをこめて弾いてたら禁止になったとか。
カリンバは、アフリカ製は少し濁った音だけど
インドネシア製は透き通った音に変わっている。
楽器から世界の音色、美的感覚、社会情勢が伝わる。
不思議な音に秘められた情報、深くて広いわぁ~。