ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

終電の電話

阪急京都線の最終電車
私の隣に、電話で話す男性。
一見、ちゃんとしたサラリーマン風なのだけど
話している内容もえげつない。

「女と飯食うだけやったら金を捨ててるようなもんやんけ。
絶対ホテルまで連れて行け。
俺はいつもそうしてる」

というようなことを、自慢気に語っている。

途中で電話のベルが聴こえてきた。
(あれ?私かな?)
と思ったら、その人だった。
電話を右と左に当てながら

「今電車に乗ってるから」
と、話している。

電話を2機も持ってるんや!

そのうち、ふいっと席を立った。

(あれ?)

と思ったら、電話を拾っていた。

乗客が降りる時に落としたのだろう。
ピンク色のカバーのスマートフォン

ということで、この人は電話を3機持っている。
どんだけ電話好きなんや?

というか、明らかに女性の落とした電話。
悪用しないかなぁ?

心配でヒヤヒヤ。