佛教大学の原先生による、”いじめ”についての講演を聞く。
最近、大学では「便所飯」なる風潮があるそうだ。
お昼ご飯をトイレに入って食べるらしい。
一人で食べているところを見られるのが嫌なんだって。
小学校では肩パンとか、ドッチボールとか、
一見楽しそうに遊んでいる仲間内で、1人だけ集中的に攻撃したりするとか。
いじめられている本人も、1人になりたくないからヘラヘラと笑っていたりするので
周りからは見つけにくいとか。
インターネットやメール、LINEでも人間関係を悪くさせないために
子供たちはせっせと挨拶を送っているとか。
子供に携帯電話を持たせなくてはいけない理由がある。
塾では教室に入ったら、まず携帯電話をかざして、親に居所を知らせるんだって。
所持率はどんどん早期化し、小学4年生で約75%が持っているそうだ。
最後に原先生からお願い。
家にいる時には携帯電話を持たない時間を決めてください、って。
携帯電話を置いて家族でお話してください、って。
便利になったらなっただけ、子供達も大変なのだ。
講演会の帰り道、某教授と話していると
「私の子供もいじめられていて、校長先生に直訴したことがあるわ。それがね~」
と、さっきの話よりえげつない内容を聞いた。
親も大変なのだ。