ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

IN HER THIETIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION & ライトアイプロデュースの
「IN HER THIRTIES”イン・ハー・サーティーズ”を観に、in→dependent theatre 2ndへ。

30代女性の1人の生きざまを、30歳から39歳の10人の女優が演じる。
35歳で仕事か家庭かの選択に迫られ、以後
華やかThirties(独身キャリアウーマン編)と
麗らかThirties(出産子育て編)
の2つの人生に分かれる。

華麗バージョン、どちらも観た。
すべて一人の女性のセリフで構成されている。
ある時発した自分の言葉と、立場が変わった自分で会話になったりする。
両バージョンを観ると30代前半は同じセリフだけど、後半の自分との絡み方が変わってくる。

よくできた作品でした。

華やかThirtiesは、年下との恋も挟まれ、切ないけど笑えたなぁ。
麗らかThirtiesは、生活という現実の厳しさに、胸が潰れそうになった。

どの人生を生きるかで、39歳の顔が全然変わって見える。
30代後半からすると、前半時代の自分のいかに甘いことよ。

そういう私はどうなんかな?
今、どんな顔をしてるかな?