ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2007-07-31から1日間の記事一覧

黄昏の商店街

図書館へ本を返したついでに、S商店街へ足を向ける。 ここには祖父が営んでいた乾物屋があった。 店の中はいつも昆布と鰹節の混ざったような匂いが立ち込めていた。 子供の私には不可解な匂いで、あまり居心地のいい場所ではなかった。 でも後を継いだ叔父さ…