ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

次回出演

記憶に残るか、記憶が飛ぶか

今年上演する舞台の出演依頼をいただいた。 初めましてのプロデュースユニット。 webで検索はしてみたけれど、待ち合わせで分かるかなぁ? 婚活アプリの待ち合わせって、こんな感じなのかなぁ? やって来たのはお若い、ひょろりとした男性D氏。 初対面なのに…

生涯で好きな役

先日、編集長さんと話していて 「これまで演じた中で、一番好きな役は何?」と聞かれた。 とっさに「伊丹の物語プロジェクト『さよなら家族』の房子かなぁ?」と答えた。 ふ~ちゃんは、ちょっと意地悪だけど、いざという時には助けに来る、主役の親友。 退…

賀正2023

令和五年、あけましておめでとうございます。 2022年を漢字で表すと「病」のつもりでしたが、案外「動」いたな、という年でした。 2月 おででこ+ポかリン記憶舎朗読劇×2『ミチカケ』『ミカヅキ』 3月 入院・手術 5月 平成女鉾清音会 神泉苑祭で囃子奉納 南宙…

CAWAII写真展

『ハンケイ500m』さんで取材いただき、モデルも務めているカワイイさんのシリーズ。 その写真展が4/14(木)まで、京都、松原御幸町の『ガーデンラボ』にて開催中だそうです。 ここ『ガーデンラボ』で撮影した写真も飾ってあります。 私も行ってみました。 写…

2021年振り返り

2021年はコロナウイルス第3波で幕を開け、世の中の動きが回復しそうになっては、第4波第5波とぶり返す中、工夫しながら新しい生活様式へ転換を試みる一年でした。 個人的に2021年の活動を振り返り。 2月 京都フィルハーモニー室内合奏団『室内オーケストラで…

モデルのおしごと5

4シーズン撮影いただいて、5回目のモデルのお仕事。 最初は私服を用意していたけれど、最近は、CAWAIIさんの服を用意していただく。 自分では選ばないようなデザイン(ぽわん袖、金のステッチ)や素材(フリース、レース)も、着てみるとサマになったりして…

カワイイ姉様たち

『ハンケイ500メートル』に掲載される、「Fashionableな生き方」シリーズ4回目の撮影。 おでこは特に腫れず、お天気は晴れた。 回を重ねると、他の5人のモデルさん達と同志みたいな関係になってくる。 一人ずつのインタビュー記事を読んで、その方の人生や…

ピアス先輩

3度目の「ファッショナブルな生き方」撮影、春編。 昨年10/20、最初にお会いした日、素敵な先輩方に影響されて 撮影の帰りにピアスを開けた事を話した。 その先輩の一人、Jさんは「私は70歳で開けたのよ」とおっしゃる。 「それからは楽しくて」と明るい。 …

ファリャ『恋は魔術師』

2月、京都フィルハーモニー室内合奏団さんにお呼ばれします。 ファリャが書いた『恋は魔術師』という作品の語りを担当するのです。 1915年に初演が発表され、1925年にバレエに改訂された作品らしいけれど、 今回は、1915年の初演版。 歌と語りと演奏で構成さ…

鳥船

ユニット美人『岩戸山ミステリー』の全編がアップされました! 表現するものが、お客様に届けられることの貴重さをしみじみ感じる今日この頃。 神秘的な鳥船さんの正体が暴かれます。 古事記のディープな小話や京都案内など、ユニット美人ならではの、自由奔…

岩戸山ミステリー

夏~秋にかけて収録した、ユニット美人の動画配信が始まりました! www.eisei.info 「古事記」をテーマに開催されたオンライン講習会『笑いたまひ、鎮めたまへ』シリーズから派生したシリーズです。 消えた講師を探して、京都中をロケしました。 ちょっとマ…

トコヨの森

ロケ地3カ所目は、トコヨの森。 木や草が生い茂り、ホタルのような灯りが点滅し、奥に進むと蜘蛛の巣がはり、月も出ている。 ひんやりしていて、あの世に迷い込んだみたい。 ここは、葵ビルのフロア。 舞台美術など手掛けている竹内良亮さんが、2年がかりで…

待ってて公演

3月の出演情報! ユニット美人『ゴドーを待ちたかった』(仮) 2020/3/21(土)-22(日) @KAIKA 出演は、紙本明子、黒木陽子(以上ユニット美人)、 田川徳子、日詰千栄(はひふのか) 女性の強さ・美しさ・笑いを追及する二人組に、田川嬢と参戦します。 絶対オ…

10月出演のお知らせ

10月に控えた公演の稽古始め。 次は久々のニットキャップシアターへの出演。 最近のニットキャップシアターのお芝居は 民族楽器で奏でる音楽と身体を使った芸術的な表現が多かった。 1ページ作るのに、何週間もかけていたとか。 観る分には楽しいけど、演る…

おカマちゃんと打合せ

2月の企画の打合せ。 昨年、私がゲスト出演したマジックラジオで 開演前にホールで映像が流れていたのを覚えておいででしょうか? 出番前のおカマちゃんの楽屋トーク。 そのスピンオフを上演するのです。 しゅん子とひろ美、2人のトークは本気と嘘気の合間…

オーオーイシハラ 第2部

オーオーイシハラ 第2部「奇跡の石原正一ショー」 続々と集まってくる懐かしい顔、初めての顔25名。 演ったのは『天使だらけの傷』 9年前の改訂版。 なにせぶっつけ本番。 誰が誰の役をするかも、定かではありません。 とにかく自分達の役割を全うせねば、と…

オーオーイシハラ 第一部

オールデイ&オールオブイシハラ(略してオーオーイシハラ) 第一部 親子参加ショー 「鏡よ鏡よ鏡さん」で使う小道具(針金ハンガー)にアルミホイルを張るという、ミラクルなアイデアをもらい ご来場のお友達の名前を呼びました。 集まったのは、かしこいお…

オールオブイシハラに向けて

さてと、第二部 「奇跡の石原正一ショー」の準備もせねば。 まずは台詞覚え。 う~ん、台本、読めば読むほど混乱する。 まず、登場人物が多い。 25人。 配役のキャスト表からして”○○こと■■■■” などとややこしい。 それから、台詞の主がはっきりしない。 名乗…

鏡さん、そおっと会わせてくださいな

12月29日(日)に迫った、”オールデイアンドオールオブイシハラ” 第一部 親子で参加ショー の準備。 今回は私、歌のお姉さんになります! ヒントにするのは「ロンパールーム」 ”ケロンパ”こと、うつみ宮土理さん! 本番前にネタバレしたのは、この番組を知っ…

石原節、再!

年末出演の予定。 小劇場界の顔見せ、石原正一ショー! 改訂台本が送られてきた。 例えばこんなの。 ===作者の許可スミです=== アムロ あんた名前は? オサム オサム アムロ サンキューオサム。 オサム なんで感謝して? アムロ ヒッピハッピシェイク…

ソラトニワでドンシャララン

12/21(土)は、急きょラジオ出演。 「ソラトニワ」というインターネットラジオ。 石原正一氏がパーソナリティを務める「劇場へ行こう」という番組である。 指定されたのは梅田阪急百貨店。 7年に渡る工事の末、去年改装されたらしい。 9階には祝祭広場、そこ…

ラジオ出演のお知らせ

12/22(日)14時から15時頃まで、ラジオ出演いたします。 Sora×Niwa(ソラトニワ) 「劇場へ行こう!」という番組です。 http://www.soraxniwa.com にアクセスし、ラジオのマークのUMEDAより、聴けるようです。 何をするのかさっぱり謎ですが クリスマスソン…

冬のアスファルト

本日は過酷なシーン。 頬をはたき合い、 小麦粉をぶっかけ、 ウィンナーを口に詰め込み、 アスファルトを裸足で走る。 一生しないようなことを、朝7時から12時までの間に経験しました。 ドラマチックな体験だけど 女性監督さんは感覚的に分かるところもあっ…

公園のラブシーン

今日と明日は映画撮影。 夕暮れの公園でロケをしました。 日差しを遮る雲や暮れゆく夕日と闘いながら 時折通りすぎる救急車の合間を縫って 夫婦が目線だけで仲直りする、重要なシーン。 「はいカット!OKです!」 と監督の声が飛ぶ中、 娘役さんが 「あの中…

ヒョー!ショー!ジョー!

朗読劇アカデミーで、受講生さんからもらっちゃいました。 感謝状 名当てゲームで始まった練習に、我々一同 は緊張をほぐし、発声する喜びを覚え、和気 あいあいの内に仲間づくりができました。折り 紙での表紙づくりも楽しい思い出でございま す。年長の人…

週末は朗読劇

12月1日(土)は、第2期京都熟年朗読劇アカデミーの卒業公演。 に向けて、準備。 プログラムは4本。 BGM探しと、バックに投影する画像集め。 この画像、受講生さんから募集する。 「自分の担当するページに合ったイメージの画像を持って来てください」とお願…

オトナ語のうた

デパートでアルバイトしていた時、お手洗いに行く時は 「サンサン行ってきます」と言った。 舞台を仕込んでいる時、舞台監督さんに 「ナグリ取って」と言われたら、トンカチのことだ。 そんな業界用語は専門職の間で通じる暗号。 暗号をふんだんに使って、で…

明倫お花見の宴

明倫学区お花見の宴。 今は廃校となった明倫小学校のグラウンドに植わっている、一本の桜。 樹齢80年は経つらしい。 細くてゴツゴツした幹に、7分咲きで花がついていた。 お町内の宴会と気軽に引き受けたけど、近づくにつれて本格的なイベント感がヒシヒシ。…

いっぽん桜

週末、ご招待いただいた。 お町内の小学校グラウンドに一本だけ桜があるらしい。 その下で学区のお花見をするんだって。 そこで「朗読をしてほしい」との依頼。 せっかくなので、桜にまつわる題材にしようと本探し。 図書館で蔵書検索。 梶井基次郎「桜の樹…

ねむりウサギ

12月17日(土)の京都熟年朗読劇アカデミー卒業公演に向けて準備。 受講生さんの発表の他に、私も一本朗読します。 星新一作「ねむりウサギ」 ウサギとカメの競争のお話。 他の作品とのバランスを考えて、ユーモアのある作品にしました。 ウサギの生き様は、…