ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

記憶に残るか、記憶が飛ぶか

今年上演する舞台の出演依頼をいただいた。

初めましてのプロデュースユニット。

webで検索はしてみたけれど、待ち合わせで分かるかなぁ?

婚活アプリの待ち合わせって、こんな感じなのかなぁ?

 

やって来たのはお若い、ひょろりとした男性D氏。

初対面なのに、なじみやすいキャラクター。

お腹がすいていたので、近くの焼鳥屋さんへ。

 

D氏、2022年に石原正一ショーで演じた”由紀さおり”をご覧になったらしい。

「ひとくい土人のサムサム」にやられたらしい。

私は「舞台中のことは、あんまり覚えてないの」とお答えした。

「だから、20代30代は、記憶が抜けているところがたくさんあるの」

D氏はとても面白がってくれた。

構想している舞台のストーリー、とてもユニーク。

D「ひめさん、今回は記憶に残る舞台を作りますよ」と断言してくれた。

私「そんなの求めてないね~ん。夢見心地で過ごしたいね~ん」と、

感覚的な話をできるのも、幸せな時間でした。