ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

よろしかったゴミ芝居

第30回目の石原正一ショー、楽日でした。

贅沢な出演者や設定を無駄に使う、”ゴミ芝居”と言われる分野を徹底的に攻めた作品と、もっぱらの評判でした。

登場人物13人のうち、「刀剣乱舞」という、数万人を動員する舞台から、キャパ30人の舞台のために、キャストが5人出演していたそうです。

舞台を御覧になった方はお気づきかと思いますが、今回の衣装は、黒を基調にしていました。

ここ数年、亡くなった芸人や演劇人への追悼の意味もあります。

思い切りバカバカしい芝居で供養したい、そんな思いも込めての作品でした。

だから阿久悠先生や小林亜星先生の歌も盛り込みました。

 

由紀のシーンで注文されたのは、

・俳句を入れる 

・集大成を聴かせてほしい、とのこと。

結果、4ステージすべてネタと曲が変わりました。

1ステ目 俳句 ちはやぶる 中崎町殿の 13人

      童謡『かわいいかくれんぼ』『とんとんともだち』『おすもうくまちゃん』

2ステ目 俳句 ディナーショー ディナー8割 ショー2割

      童謡『黄金虫』『ドロップスの歌』『ひとくい土人のサムサム』

3ステ目 俳句 おそロシア おとぎの国に 戻ロシア

     童謡『大寒小寒』『パルナスのうた』『ピンポンパン体操

4ステ目 俳句 お風呂シーン お色気あると 思たやろ

     童謡『通りゃんせ』『おふろジャブジャブ』『アイスクリームの歌』『北風小僧の寒太郎』『お化けなんてないさ』

※写真は、楽しい女子楽屋での一コマです。

キャパや諸事情でご覧になれない方や、時節柄、キャンセルされた方々のために、配信が提供されているそうです。

1/12(木) 22:00までの販売です。

よろしければ。

初日の収録ですが、マチネとソワレ、どちらの回が採用されたのかしら?

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