ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

2022紅白歌合戦

正一ショーの稽古から本番にかけて、実家から大阪に通っていたので、大晦日は自宅に帰る。

掃除、洗濯、家事が山積み。年賀状にも手を付けていないけれど、紅白歌合戦はしっかり観る。

 

今年の感想

・ダンスで、寝っ転がる振り付けが流行っているんやなぁ。

 LE SSERAFIM「FEARLESS-Japanese ver.-」は寝ているところから始まったし、藤井風「死ぬのがいいわ」も最後は寝転がっていた。以前、石原正一ショーの「フラッシュダンさん」で、私も『ピンポンパン体操』で寝転がった事を思い出した。

・男女?男男?緑黄色社会の「Mela!」、歌詞を聴いていて、自分の中で描く人間関係がくるくる変わった。やっと歌が時代に追い付いてきた。

SEKAI NO OWARI「Habit」は、男女どころか、分類自体を拒否していた。こうなってくると、十進分類法で世界を分ける図書館員は形無しや。

・IVE「ELEVEN-Japanese ver.-」の♪ここから先はカラフルな暗示♪のリズムの変な感じ、クセになりそう。

坂本冬美スカパラの「お祭マンボ」は最高すぎる!

工藤静香「35周年SPメドレー」は、メイクが濃くて、なんかヤンキーを思い出したけど、次のKing & Prince「ichiban」もヤンキーファッションで、釣り合いが取れていた。それにしても、彼女や篠原涼子恋しさと せつなさと 心強さと 2023」がどうして選ばれたのか、やっぱり不思議。

加山雄三さん「海 その愛」は85歳でラストステージ。途中でちょっとフラッとされていて、心配になった。スモークでセンターを見失ったのかな?黒柳徹子さんに「もうちょっと観たい」と言われて「もういいよ」と返したのが、紅白一番の本音だったと思う。

・50周年を迎えた松任谷由実 with 荒井由実「Call me back」は逆に「10年後も出たい」と言っていた。郷ひろみさん、巻き込まれ事故みたいになっていた。

安全地帯「I Love Youからはじめよう」も60代だけど、歌がしみて泣いた。

 THE LAST ROCKSTARS(YOSHIKIHYDESUGIZO、MIYAVI)「THE LAST ROCKSTARS」のコラボはすごいんだろうけど、自分達の事ばかり歌っている一方で、桑田佳祐 feat. 佐野元春世良公則,Char,野口五郎「時代遅れのRock’n’Roll Band」はメッセージがあった。戦争を止める力になる歌だった。恰好つけてないけど、私にはこっちの方々がカッコイイ。

・2022は戦争が始まったことで、数年前の紅白より、視野が広くなって、内にこもる歌が減った気がする。MISIA「希望のうた」は、♪小麦の色の中、希望は誰にも奪えない、渡さない♪と歌っていて、ウクライナに届いたらいいな、と思った。

写真は、石川さゆり天城越え」今年は般若にならない、可愛い怖いverでした。