ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

やのとあがつま

矢野顕子さんと上妻宏光さん、深澤秀行さんのライブを聴きに、billboard OSAKAへ。

ピアノと三味線とシンセサイザーによる、民謡の世界。

めちゃめちゃ楽しかった。

こきりこ節は、小学校で踊った運動会を思い出す。

おてもやんは、母がよく口ずさんでいた歌。

熊本のおてもやん、結構逆境だけど、明るくて強い。

これをハモったり、途中から英語の歌詞になったり、シンセも入って、とてもおしゃれなアレンジ。

奄美大島の民謡をロック調にアレンジしたり、

上妻さんの、淡海節や田原坂の歌もよかったなぁ。

ピアノも三味線も歌も、それぞれが独立して奏でられる楽器だけど、追っかけたり絡み合ったりして、楽しい。

客席に求められる手拍子も、表打ちに裏打ちを混ぜたりして、めちゃくちゃかっこいい。

「斎太郎節」のちょっと物悲しいメロディーも沁みる。

ラッセーラッセーラッセーラ」とかけ声をかけて、ねぶた祭にも参加した。

日本中を旅しながら、宇宙まで行ってきた感覚。

音楽の可能性を広げてくれて、ありがとうございます!