ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

音楽

宮嶋みぎわさんconcert

NY上映の時、打上げの段取りなどしていただき、とてもお世話になった宮嶋みぎわさんが来日してコンサートをされるとのこと。 「これは行かないと」と、チケットを買って神戸元町BOT Hallへ。 会場は、満員。 みぎわさんはピアノ、寺尾陽介さんがウッドベース…

原っぱの真ん中で、ひとりで歌ってみる。

笹野みちるさんのソロライブを聴きに、モダンタイムスへ。 一人っきりで、ギターをかき鳴らして2時間歌っていた。 たまに、ドラムマシンを使ったりもしていた。 一曲集中して歌うと、真っ白になるそうだ。 でも一人だから、次の曲の段取りをしないといけない…

横笛ピロロ

この冬から、新しい楽器を始めた。 横笛。 それも、能管。 こんな笛。 思っているより高くて鋭い音が出る。 実はこの笛を買う前に、この笛を買った。 これは竜笛だそうだ。 間違えて購入したけど、あまり違いが分かっていない。 ちなみに能管の方が高かった…

八代亜紀さん

昨年12/30、73歳で亡くなった八代亜紀さん。 私は一度、ライブを聴きに行ったことがある。 確か、京都会館。 生命保険の招待券をもらったのだ。 ひめ日記の検索で引っかからないので、おそらく20年以上前だと思う。 演歌から一転、コンサートの2部はボサノバ…

Summer Time Folk

京都町内会バンドのライブを観に、モダンタイムスへ。 「誰にも、どんな時にも、心に寄りそう曲がある」と笹野みちる嬢が言っていたけれど、 町内会バンドが寄り添う分野は、他の歌手とは異なる。 ♪ごめんね~ ごめんなさい♪と謝っておいて、 ♪そしてあきら…

Prometheus

東京と京都を行き交うNさんから 「今夜20時から丸太町にあるカフェ・モンタージュで開催する室内楽コンサートのチケットがあるのですが、もしご興味&お時間あればぜひ!」 と、お誘いを受けて、替え玉で参りました。 「Prometheus」という、チェロとピアノ…

京都大学×CHANEL

「科学と音楽の夕べ」京都大学×CHANEL NEXUS HALLを聴きに、京都大学へ。 京都大学の百周年記念ホールは、時計台のある建物。 松田文彦先生(大学院医学研究科附属ゲノム医学センター長)による生物学の講演。京都大学は、数年前からシャネルと共同研究をし…

カラスを呼ぶ女

お三味線の師匠、焼酎亭ちどりさんから連絡。 「中棹三味線に、慌てて細棹の糸巻きをつけてしまってました~」 そう言えば、なんか糸が安定しないと思った。 ちどりさん、わざわざ糸巻きを持ってきて、替えてくれました。 いっちょまえに「安定しない」と言…

おしゃみ入門

実はずっと前から、やってみたい芸事があるのだ。 このたび焼酎亭ちどりさんが、その師匠として、「やってみませんか~?」と一門に広く声をかけてくださった。 この機会に思い切って、ご住職、ちどりさんのお寺の門を叩いた。 並べられたのは、このラインナ…

チェッチェッコリ

運動会でかかる、”チェッチェッコリ”の音楽。 私が小学生の頃、小学1年生の妹がこの曲で踊っていた。 ♪チェッチェッコリ チェッコリッサ リサンサ マンガン サンサ マンガン ホンマン チェッチェッ♪ 小さき者達が輪になってお尻をフリフリする様子は大変愛ら…

調子笛

週末は、譲っていただいた新しい楽器を弄る。 himechiz.hatenablog.com この楽器、何かと小物が必要で、取り寄せた一つがコレ。 調子笛(1650円)。 音のピッチを決める品なんやけど、 これだけでも篳篥(ひちりき)みたいな響きがあって、楽しい。 デジタル…

狂言×響弦 其の二

狂言×響弦 其の二を観に、京都市北文化会館へ。 狂言と、弦楽四重奏のコラボレーション。 <創作狂言 寝の音>は、狂言師(茂山宗彦さんと鈴木実さん)が楽器やフレーズの解説してくれました。 ・J.マスネ タイスの瞑想曲 ・G.ロドリゲス ラ・クンパルシータ …

花粉の季節

♪白いティッシュの箱 机をすべり 鼻水ほとばしる 空振る彼方 家の外のことと わかっていても 思い切り鼻かむ 私です 花粉の秘密あげたいわ 毒まみれの かゆい風 頬をかいて 今 走り出す私 マスク眼鏡の シルエット♪ ※松田聖子『裸足の季節』のメロディーで歌…

弦を凝視ライブ

原田博行氏のワンマンライブを聴きに、モダンタイムスへ。 友人達が正面の席を押さえてくれたので、特等席から拝聴することになった。 今は弦楽器に興味があるので、原田氏のギター演奏を凝視した。 6本の弦を押さえる左手と右手のリズム、歌詞と歌、同時に…

弦楽くるり

弦五楼さんのコンサートを聴きに、北山アンサンブルホールムラタへ。 京都市交響楽団のメンバー(バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス)で構成された、アンサンブル。 この方たち、超個性的で超絶技巧。 旗揚げ2回目のコンサートは 1.ストラヴィンスキ…

ピンポンパン体操

小林亜星先生が亡くなったとのニュース。 亜星さんと言えば、『ママと遊ぼう!ピンポンパン』で流れていた『ピンポンパン体操』の歌が秀逸でした。 阿久悠 作詞 小林亜星 作曲 ドリフターズもカバーしていたようです。 ♪ずんずんずんずんずんずんずんずん ピ…

音楽の移送

前のパソコンが、突然おしゃかになったので、新パソコンを購入したのは昨年末。 同時にiTunesのデータも消えて、音楽のマイライブラリーを失った。 himechiz.hatenablog.com それでもiPhoneには、マイライブラリの1/5くらいをダウンロードしていた。 それを…

ツッコミソング

連休中は、家を出ず、衣替えと断捨離の日々。 作業をしながら音楽をかけている。 配信アプリが選曲するSoul Mix。 その中で、思わず「それはないやろ」と思わず突っ込んだ曲があった。 ♪私が綺麗じゃないってことは、誰より私が知っているから せめていつも…

まちなかピアノ

ランチを取りながら友人Y嬢が「引っ越そうかな~」と言った。 今の家は、ピアノとペットが禁止なのだそうだ。 Y嬢はピアノが上手で、私も時々伴奏してもらう間柄。 「ピアノなら、ぶんげいに置いてるよ!」 と、連れて行った。 昨年11月から京都府立文化芸術…

そろそろ囃子

去年は一度も奏でることがなかった祇園囃子。 そろそろ練習再開を模索・・・。 太鼓を締め上げる時、キリキリと鳴る調べの音。 バチの跳ね返り。 かけ声の抑揚。 日常から遠ざかりつつあった動作で 記憶が呼び起こされる。 感覚を、一つ一つ思い出す。 鉦方…

おまえ

藤井フミヤさんが、29年ぶりにチェッカーズ時代の歌を歌うと、朝のテレビで言っていた。 自転車をこぎながら、チェッカーズの歌を口ずさむ。 結構覚えてるもんだ。 ♪俺の歌 届くかな お前のその空へ♪(星屑のステージ) ♪お前は 何も言わず 俺の夢を抱きしめ…

舞台袖のおしめ

2/23に出番を待っていると、コンサートホールの舞台袖に、こんなものが置いてありました。 おしめ? (長時間の演奏になると、オーケストラの皆さん、トイレに行けないからかなぁ?) と思っていると、 「ペット用のトイレシートです」と楽団の方が教えてく…

音楽の翻訳家

おかげさまで、無事、京都フィルハーモニー室内合奏団さんとの共演は終了しました。 客席からも念をいただき、お客様と顔を合わせて上演できることのありがたさをしみじみ実感しました。 2場16楽章からなる「恋は魔術師」(1915年版)は、楽譜にすると分厚く…

京都コンサートホール(アンサンブルホール ムラタ)

いざ、北山の京都コンサートホールへ。 お客さんで入ったことは何回かあるけれど、 出演者として裏口から入っても、広い。 建物の構造が分からない。 1800人入る大ホールは、高嶋ちさ子さんのコンサート。 京フィルさんの今回の会場は、4階。510人の小ホール…

魔性のライン

オーケストラと合同練習2日目。 魔女となる、ジプシー娘の物語を語ります。 昨日は練習で燃え尽きてヨレヨレになったけど、 今日は客席で聴いていたKさんから「やり過ぎ」と言われて、魔性の限度を知る。 いやぁ、はみ出すことで範囲が知れて、意義深いお稽…

ファリャ練

2/23(火祝)に控えた、京都フィルハーモニーさん、歌手の福原寿美枝さんなど全員顔を合わせての練習会。 同じステージで練習すると、床の下からも音が響いて、迫力数倍。 音楽を全身で感じる体験、忘れていたなぁ。 各楽器での、楽譜の作り方も個性がある。…

カラ語り

指揮者の柳澤さん、京都フィルハーモニー室内合奏団のスタッフの方々と、語りの部分の打合せ。 台本と楽譜を照らし合わせて、言葉が入るタイミングや尺をすり合わせる。 その後、『恋は魔術師』のCDに合わせて語りの読み合わせ。 台詞をカットしたり、表現方…

音楽の現場

京都フィルハーモニー室内合奏団の練習場へお邪魔する。 音楽が出来上がっていく現場は興味深い。 室内オーケストラなので、一人一人の音が重要。 それぞれの音を合奏する場で、指揮者が活躍する。 「ここからクレッシェンド」 「バイオリンのティラティラテ…

楽譜台本

2/23(祝)に上演する、『恋の魔術師』の楽譜をいただいた。 ぶ厚い! 室内オーケストラの楽譜だけに、フルート、ピッコロ、オーボエ、ホルン、ピアノ、バイオリン、ビオラ、コントラバス、歌などがすべて収められている。 その代わりA4サイズ1枚に3小節しか…

イブライブ

クリスマスイブは、原田博行氏のライブ。 冬に似合う曲をしっとり聴く。 クリスチャンの原田氏のMCは、クリスマスに聴くとより深みがある。 東方の三博士が、キリストの誕生を知り、 「ユダヤ人たちの王はどこで生まれたのでしょうか?」とヘロデ王に聞いて…