ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

おしゃみ入門

実はずっと前から、やってみたい芸事があるのだ。

このたび焼酎亭ちどりさんが、その師匠として、「やってみませんか~?」と一門に広く声をかけてくださった。

この機会に思い切って、ご住職、ちどりさんのお寺の門を叩いた。

並べられたのは、このラインナップ。

手前から津軽三味線、中棹、長唄三味線。

私のやりたい芸事は、中棹が向いているらしい。

 

三味線の構造、糸の張り方、調弦、持ち方、バチの扱い方などなど、4時間弱に渡り、マンツーマンで教えてもらった。

お茶も飲まず、持参したいちご大福に手もつけず、びっちりレクチャー。

足が固まってしまうほど、ベンベンとはじいた。

鍵盤は音が固定しているけれど、弦楽器には無限の音程がある。

どんな音痴の人にも合わせられます、という言葉が印象的だった。

 

楽器やバチも貸していただいて、これはいよいよ本格的に取り組まねばならない。

半分不安、半分ワクワク。