A嬢から、LINE。
「Kちゃんが、子猫飼ってもらえませんか?って」
(き、急に言われても・・・)
ひとまず、ーえ、今は、いいけど・・・と、送信。
A嬢「せやな!」「お邪魔しました」と、ぴゅーっと去っていこうとする。
(いやちょっと、待って待って!)
ーどうしたん?拾ったん?
A嬢「近所のみんなで世話してる猫が子どもを産んだらしい」
(いや、もうちょっと情報がほしい)
ー写真あった方がいいよ
A嬢「送る言うてはったけど、まだ来んな」
「なんでも、子猫もらいますって言う人がいるらしいけど、猫を引き取られて三味線にされたら可哀想やからって。今は愛護で入手が難しくなってるから」
ーへえぇ。何匹生まれたん?
A嬢「3匹」
ー三味線にするんやったら、三毛猫なん?(ちょっとでも情報が欲しい)
A嬢「毛抜くのに、色決まってるの?ミケネコオンリー?」
(いや、その話より、猫の情報を教えてほしい)
翌朝、まだ気になる
ー猫ちゃんの写真、来た?
A嬢「まだ。今、KちゃんにLINE送っといた!」
ーいや、積極的には、ええねんで。参考までに、やで。
(私だって飼うほどの自信はないし)
A嬢「ふん。私も貰い手の自信はないねんけどな。」
いや、ホンマに飼ってほしかったら、写真とか、身の上とか、様子とか、性格とか、色々情報よこしてよ~!
素っ気ないから、余計に気になる。
A嬢ったら、猫好きの気持ちを分かってないわぁ
はたまた、分かりすぎているのか。