ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

猫の打診

A嬢から、LINE。

「Kちゃんが、子猫飼ってもらえませんか?って」

(き、急に言われても・・・)

ひとまず、ーえ、今は、いいけど・・・と、送信。

A嬢「せやな!」「お邪魔しました」と、ぴゅーっと去っていこうとする。

(いやちょっと、待って待って!)

ーどうしたん?拾ったん?

A嬢「近所のみんなで世話してる猫が子どもを産んだらしい」

(いや、もうちょっと情報がほしい)

ー写真あった方がいいよ

A嬢「送る言うてはったけど、まだ来んな」

  「なんでも、子猫もらいますって言う人がいるらしいけど、猫を引き取られて三味線にされたら可哀想やからって。今は愛護で入手が難しくなってるから」

ーへえぇ。何匹生まれたん?

A嬢「3匹」

ー三味線にするんやったら、三毛猫なん?(ちょっとでも情報が欲しい)

A嬢「毛抜くのに、色決まってるの?ミケネコオンリー?」

(いや、その話より、猫の情報を教えてほしい)

 

翌朝、まだ気になる

ー猫ちゃんの写真、来た?

A嬢「まだ。今、KちゃんにLINE送っといた!」

ーいや、積極的には、ええねんで。参考までに、やで。

(私だって飼うほどの自信はないし)

A嬢「ふん。私も貰い手の自信はないねんけどな。」

 

いや、ホンマに飼ってほしかったら、写真とか、身の上とか、様子とか、性格とか、色々情報よこしてよ~!

素っ気ないから、余計に気になる。

A嬢ったら、猫好きの気持ちを分かってないわぁ

はたまた、分かりすぎているのか。

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