ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

おまえ

藤井フミヤさんが、29年ぶりにチェッカーズ時代の歌を歌うと、朝のテレビで言っていた。

自転車をこぎながら、チェッカーズの歌を口ずさむ。

結構覚えてるもんだ。

 

♪俺の歌 届くかな お前のその空へ♪(星屑のステージ)

♪お前は 何も言わず 俺の夢を抱きしめ♪(I love you SAYONARA)

♪いくら好きでも お前は あいつのステディガール♪(あの娘とスキャンダル)

♪お前 彼の腕の中 踊る♪(ジュリアに傷心)

 

あれあれ?

こんなに「お前」を連発してたんや。

 

今は、彼女でも誰でも、「お前」とは呼ばないなぁ。

そういえば、先生をやっている友人が生徒に「お前ら」と呼びかけて、

「『お前』は怖いです」と抗議された、と聞いた。

 

最近の歌を調べてみよう。

♪別に君を求めてないけど横にいられると思い出す♪(香水)

♪僕が見つめる景色のその中に 君が入ってから♪(I Love…)

♪夏が来る 影が立つ あなたに会いたい♪(パプリカ)

 うん。男性の歌詞でも「君」とか「あなた」と呼んでいる。

 

 あの頃の男の人は自分の物のように上から目線で女の人を捉えてたんやな。

女性も、「お前」と言われてちょっと嬉しがってたんやな。

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