ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

狂言×響弦 其の二

狂言×響弦 其の二を観に、京都市北文化会館へ。

狂言と、弦楽四重奏のコラボレーション。

 

<創作狂言 寝の音>は、狂言師(茂山宗彦さんと鈴木実さん)が楽器やフレーズの解説してくれました。

・J.マスネ タイスの瞑想曲

・G.ロドリゲス ラ・クンパルシータ

私も聞いたことのある有名な曲、2曲を解体して理解。

 

<KYOGEN NEONGYOKU>は、

寝音曲という狂言と、弦楽隊の2つの芝居/音楽が同時並行。

謡とクラシックの音が共鳴し、リズムや尺がぴったり収まる。

お互いが聞きながら調整し合わないとできない仕業やろなぁ。

 

最後は、1部で聴いたセレナーデとタンゴが同時に演奏されて、

フレーズの表と裏が交代したり、テンポが速くなったり遅くなったりと、楽しい時間。

Juvichanのアレンジだそうです。

 

平成女鉾清音会の囃子方友達と一緒に聞いて、とても勉強になりました。

私達も途中で小芝居を入れて、囃子を解説したり

2曲を同時に奏でるのどうかなぁと、色々アイデアを膨らませました。