ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

「清音」の情景

11/5(日)は、平成女鉾清音会が観芸祭に出演する。
出演に向けての最終稽古。

祇園囃子3部作のうち、私は1部の太鼓を担当。
今回は平成女鉾のオリジナル曲、「清音」から始める。
囃子のリーダーとして、イメージを伝える。

「清音」は、華やかな笛の音色から始まります。
フレーズには落語の出囃子的なものも混じっています。
今回はこの曲を、口上のようなイメージで囃子をしたいと思います。
「とざい、東西~」から始まり、
拍子木がカンカンと鳴り、
安珍清姫”伝説の予告編が流れる景色を描きたい。
とぐろを巻く大蛇とお坊さんの一騎打ち!
鉦と太鼓で、笛で盛り上げて、
最後は「どうぞお楽しみに~」と締めるのです!

囃子方メンバーに伝わったかな?
取材に来られていた毎日新聞の記者さんには、こんな風に伝わったみたいだけど・・・。

まぁ「何か分からないから集中しよう」程度でも、刺激になれば、成功だわ。