「科学と音楽の夕べ」京都大学×CHANEL NEXUS HALLを聴きに、京都大学へ。
京都大学の百周年記念ホールは、時計台のある建物。
松田文彦先生(大学院医学研究科附属ゲノム医学センター長)による生物学の講演。
京都大学は、数年前からシャネルと共同研究をしているらしい。
滋賀県長浜市のコホート研究による、シミが少ない女性の細胞の研究と、
シャネルの化粧品で開発している技術を合わせて、
屋久島で栽培しているガーデニア(クチナシ)成分を用いて、美白美容液を作ったらしい。
京大は他にも、味の素や島津製作所など、様々な分野と産学連携を行っているようだ。
その後、シャネル合同会社の会長、リシャール・コラスさんが挨拶。
松田先生と初めて会った時に、研究室でシャンパンを勧められて「どの音楽を聴きますか?」と選ぶシャンソンCDのラインナップに驚いたとか
百周年記念ホールは原則的に音楽への貸出を行っていないと聞いた学長が「原則ってなんだ」と怒り出したという話とか、
「私、放っておくと1時間しゃべります」とおっしゃる小話がとても面白かった。
後半は、CHANEL Pygmalion Daysによる、室内楽。
シャネルが支援している若手音楽家育成のプログラムらしい。
ホール後方の壁を2枚取り払って、ガラスを反響板として使っていた。
マイクを通さない、生の音が身体に響いて心地よかった。
パンフレットはこんなにオシャレ。