お三味線の師匠、焼酎亭ちどりさんから連絡。
「中棹三味線に、慌てて細棹の糸巻きをつけてしまってました~」
そう言えば、なんか糸が安定しないと思った。
ちどりさん、わざわざ糸巻きを持ってきて、替えてくれました。
いっちょまえに「安定しない」と言ったけれど、私がおかしいと思っていた弦の糸巻きだけが、正当な糸巻きだった。
てへ。
それにしても、ちどりさんに手ほどきしていただいてから、三味線がぐっと身近になった。
巻きつける糸の種類も、巻き方も、自分のやりやすい方向に変えて良いらしい。
頭がカチカチになって教本にかじりついていたのが、気楽に手に取れるようになった。
触っていると、何となく、音程の感覚がつかめる…気がする。
窓を開けて三味線をつま弾いていると、カラスが寄って来て「ア~」と鳴いた。
カラスよ、仲間がいると思ったか?