弦五楼さんのコンサートを聴きに、北山アンサンブルホールムラタへ。
京都市交響楽団のメンバー(バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス)で構成された、アンサンブル。
この方たち、超個性的で超絶技巧。
旗揚げ2回目のコンサートは
1.ストラヴィンスキー:弦楽四重奏曲のためのコンチェルティーノ(弦楽五重奏版)
2.岸田繁作曲/ジュビレーヌ・イデアラ編曲:オマージュ・ア・ラ・くるりNo.2
「奇跡」の主題による12の変奏曲
3.岸田繁作曲:弦楽五重奏のためのセレナード『月の恋、愛の日』
4.タネーエフ:弦楽五重奏曲第1番 ト長調 op.14
というプログラムでした。
くるりの岸田さんによる書き下ろし曲は、リズムが5拍子になったり、11拍子になったり。
型にはまらないので、聞いている方は、音楽にもまれまくり。
ストリングスの音が小川になり、洞窟に入ったり、高原に出てみたり、蝶々が一匹飛び出して、それを他の音がおいかけたり、
もまれながら脳内で色んな景色を見せてもらいました。
芸術は、蛇口をひねるみたいに、ストップしたり勢いよく出したりできない。
日々の練習や、聞いてもらう積み重ねが必要。
チョロチョロでも、文化を流し続けよう。