桂文我さんの落語を聴きに、京都芸術文化会館へ。
今回は「紺田屋」と、「京の茶漬」。
どちらも京都に縁のある番組。
「京の茶漬け」は、3代目文我師匠に「京都ではやったらあかん」と言われていたそうだけど
思い切って(!)噺してくれました。
大阪の客人と京都のおかみさんのトンチ合戦みたいな話。
大丈夫。京都の人も笑っていました。
ゲストは新内枝幸太夫さん。
新内とは、三味線を弾きながら歌う、浄瑠璃の一種らしい。
鼻に抜ける声が哀調を帯びている。
花街などで、”流し”として歩いたりするらしい。
最後は落語家と新内さんで邦楽アラカルト。
太鼓や三味線、笛や鉦でお正月気分満載でした。
何よりお客さんがよく節を知っておられる。
違いさえ分からない私だけど、文化の香りぷんぷんでとても居心地が良かったのです。