桂文我さんの独演会を聴きに、京都府立文化芸術会館へ。
番組は「まんじゅうこわい」と「そってん芝居」
文我さんの役の使い分けと
丁寧な所作は、いつ見ても素晴らしい。
新春の高座では「落語の歴史」講座もある。
3年目は明治から大正にかけて。
これまで襲名されている初代の落語家達のエピソードなど。
時代が下がると、だんだん生生しくなる。
文我さんの語りにも、現代の落語を憂う毒が入ってくる。
政治への風刺もある。
こんなの、生の舞台でしか聴けないなぁ。
文我さんは、落語界の桑田佳祐かもしれへん。
ゾクゾクして聞き入ったのでありました。