ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

代役に、大俳優

今回、『チェーホフの御座舞』を支える縁の下の力持ちに、
意外な俳優さんが関わっている。

二口大学さん。

桂文我師匠の代役としてのお勤め。
お忙しい文我師匠が来られない日の稽古に付き合い、
文我師匠が来られたら段取りを説明するというお役目。

(さすがやなぁ)と思うのは
文我師匠の稽古を見て、次に自分が代役をする時に
文我師匠の間合いや芝居をコピーしてくるところ。
アドリブなんかもモノにしておられる。

二口大学さん、小劇場界では偉大な俳優さんだが
時々ご自身で落語もしている。

そのおかげで芸もすっと馴染めるのかしら?
などと噂していたら
「文我師匠は上方落語で、二口さんは江戸落語やで」
とごまのはえ氏がつぶやいた。

その差はどれくらい大きいのかのう?