ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

明倫お花見の宴

明倫学区お花見の宴。
今は廃校となった明倫小学校のグラウンドに植わっている、一本の桜。
樹齢80年は経つらしい。
細くてゴツゴツした幹に、7分咲きで花がついていた。

お町内の宴会と気軽に引き受けたけど、近づくにつれて本格的なイベント感がヒシヒシ。
おぜんさい、筍天ぷら、ウィンナー、ホットワインやカクテル、コーヒーも出している。

17時、明倫学区会長、京都芸術センター事務局長のあいさつで宴の開始。
アカペラ合唱
バンド演奏
に引き続き、朗読タイム。

あいにく気温は2月並みの低さ。
じっと座ってると、とんでもなく寒い。
20分もお江戸のお話、耐えられるかしら?と心配したけれど
お客さまは風が吹いてもじっくり聴いてくださった。

朗読後、「朗読のイメージが変わった」「講談を聴いてるみたいだったわ」と感想を言ってくださった。
皆様に悪いと思って、かじかむ口で早口にしたからなぁ。
でも運動場に私の声が響いているのは、とても気持ちが良かった。
お付き合い、ありがとうございました。

その後はダンス。
それまで給仕していた老若男女がダンサーに変身。
振付は北村茂美さん。
いつの間にかお客さんも巻き込まれてみんなでダンス。
桜の下に連れて行かれて記念撮影。

なんやこれ~?と言いながら、自由で楽しくて、大笑いしながら19時に閉会しました。
あぁ面白かった。
京都の町中の人は、粋なこと しはるわぁ!