ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

昆布だし

私の家事のバイブルは『ためしてガッテン
ま、家事というより実験の感覚。

先日、
「京都の料亭も顔負けの昆布出汁の作り方」
という特集をしていたのを思い出して、調べてみた。

昆布にひと手間加工すると、驚きの風味が出るそうだ。
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オーブンを110℃で予熱する。
昆布をハサミで2~3㎝角に切る。
切った昆布に日本酒をつける。
日本酒をつけた昆布を、オーブン天板に重ならないよう並べる。
予熱が終わったオーブンで110℃、1時間加熱する。
ためしてガッテンHPより)
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家にはオーブントースターしかないので、温度調節できない。
試してみたら昆布が焦げた。
それで作ると、お出汁が茶色になった。

もうちょっと分厚い昆布がいいのかな、と前から気になっていた昆布屋さんへ

店「京都新聞の夕刊に昆布の効用について載ってましたやろ?」とおっしゃる。
ーそれは知らないですけど、NHKでおいしい出汁の取り方をやってたんです。観はりました?
店「いいえ」
ー それで探してまして。この昆布は分厚いですか?
店「この袋に入ってるのは色々です。せやけど昆布出汁は手軽に取ってもうたらええんでっせ。ひと晩つけやんでもおいしい出汁が取れます」

家に帰ってみると、薄い昆布も交じっている。
試しにそのまま食べてみたら、結構イケる。
海のうまみが凝縮されている。
お出汁にする前にペロリといってしまうかもしれません。