ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

逆鱗

妹に「『逆鱗』ってどこのウロコか知ってる?」
と聞かれた。

私の部屋にある、長崎くんちのお土産を見ての発言だ。

Wikipediaによると、
逆鱗(げきりん)とは、伝説上の神獣である「竜(龍)」の81枚の鱗(うろこ)のうち、あごの下に1枚だけ逆さに生えるとされる鱗のことをいう。
らしい。

龍の弱点があごの下とは知らなかった。
ネコのつもりで撫でたら、えらい目に遭うところだ。

この、くんち土産は、龍踊り(じゃおどり)に使われている龍のウロコである。
竹に緑と金で彩色されている。
3枚1000円で購入した。

これまでビニールの上からしか触ったことがないが
このウロコが逆鱗なら、触れた途端に天変地異でも起こるのではないか。
ドキドキして出してみた。

大丈夫。
稲妻は光らない。

裏側は真っ赤で、「本加護満知」と書かれていた。
セーフって意味なのかしら?
よく分からないけど、「逆鱗除け」として、大事な交渉に臨む際に持っていこうかな?