ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

フィリピンのふたり

映画の撮影は終盤。

今回はカメラマンとして、フィリピン人の2人が参加している。

ラルフ君とミネチカ君。

ラルフ君は両親がフィリピン人で、日本育ち。

ミネチカ君は日本人とフィリピン人のミックス、8年前に日本に来たらしい。

2人共、初対面らしい。

 

撮影2日目はラルフ君、バナナを持って現れた。

「1本だけほしかったんですが、4本セットだったんですよね~」

「ここに来るまでに随分歩いて、日焼けしてしまいましたよ~」

確かに浅黒い。けど、それは地黒ちゃうか。

ミネチカ君は、現場を離れず、常にカメラを操作している。

 

撮影4日目はカメラマン3人。

カヅキ「カメラA、30-5です」

ミネチカ「カメラB、26-3です」

ラルフ「カメラC、お腹すきました」

 

撮影5日目、ミネチカに「ラルフ、聞いてるか?」と確認されると

ラルフ「あい…もう一回お願いします」とさわやかに答える。

 

同じ国でも、性格は違うんやね。

インターナショナルで個性豊かな現場、なかなか楽しいです。