ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

雑踏の中で

稽古終了後、音響三橋氏の指示で、街なかへ移動。
雑踏を録音する。
暗い中、広場を縦横に歩く。

ごま氏が「あれ?これ、何や?」と靴を地面に擦り付けている。
ウ○チだ。
明らかに、ウン○だ。
○ンチを踏んだ人を、久しぶりに見た。

「ヤーイ、ウ○コ虫~」と、高原嬢が囃した。
私も 「○ンコ虫~」と続けて言った。
音響さんに「ウン○虫と言ってはいけません」と叱られた。
言いたくなるのさ。
人間だもの。

少し場所をずらして、再度録音。
踏まれたウ○チは、静かに私達の録音を見守っていた。