ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

関西人のモデル気質

次回の役柄もなんとなく決まったことだし
2ヶ月後を見据えて、美容院へ。

スラっとしたお客さんがいるなぁと思ったらモデルさんらしい。
美容師のアシスタント達が憧れの目で話しかける。

ア「モデルさんて、顔やスタイルだけじゃなく、全部がきれいですね」
モ「え?どこが?」
ア「指もきれいだし、肌もきれい」
モ「えぇそんなことないよ~」
ア「なんでですか?」
モ「私、メイク落としたらひどいで」
ア「そんなはずないですよ」
モ「そばかすはたくさんあるし、クマは消えへんし、足は偏平足やし…」

あ~、関西のモデルさんやなぁ。
ここで「ありがとう」と言うておけばいいのに
ついついサービス精神を発揮してしまう。

しまいに、最近やった失敗談などを話し出した。
モ「こないだ起きたら集合時間やって、すっぴんで飛び出してな・・・」

ええ人や。
関西でやっていくためには
美しいだけでなく、笑いの要素も必要なのだ。
がんばりなはれ、モデルはん。