ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

うなじのお手入れ

祇園祭で浴衣を着るので、際剃り。

いつもの美容室が満員だったので、向かいのご両親が営む散髪屋へ。
お母さん、私の後頭部を見た途端、
「激流やね」

私の髪は、上に向かって生えているらしい。

「これは中を刈上げて、上からかぶせると夏は涼しいよ。自然とカールするし」
いえ私は浴衣でアップするために、うなじをきれいにしてほしいだけなんです。

剃りながら「やりがいあるわぁ」と言われた。
なんか、ふさふさな上に、剃れば剃るほどくっきりラインが現れるようです。

いつもの美容室だと黙ってやってくれるのだけど
たまにこういう新鮮な反応を聞くと、自分の特性について自覚するわね。