ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

「祇園祭と女性」でお話します

明日7月13日(金)、佛教大学四条センタ―にて
祇園祭特別講座「祇園祭と女性」に平成女鉾清音会会長として出演します。
時間は10:30~12:00

祇園祭の宵宵宵宵山に、山鉾町のど真ん中で
こんなテーマでお話をする日がくるなんて、
ちょっと前には考えられなかったことです。

江戸時代あたりから、祇園祭は女人禁制と言われるようになったそうです。
今でも山鉾のうち3基は、女性が上がることはできません。
ましてや女性が囃子方になるなんて問題外でした。

そんな中に生まれた、女性ばかりの囃子方を持つ平成女鉾。
設立当時は
「あなた達の奏でているものは上手下手に関係なく『祇園囃子』と呼ばないでほしい」
と言われたそうです。
「女性が鉾に上がった年に事故があったんやて」
と教えてくれる人もいました。

今では、女性の囃子方を乗せていることを公表している山鉾も2基存在します。
私達平成女鉾清音会も「長いことがんばっとるな」とエールをいただくことがあります。

時代の流れとこれからの伝統を考える機会になれば。
囃子方として、祇園祭を愛する者として日々活動を通じて思ったことを
肩の力を抜いてお話できれば、と思います。

講師は佛教大学歴史学部教授の八木透先生。
私は後半にゲストとして対談させていただきます。

受講料1000円。先着順で先着150名の会場です。
直前のお知らせですが、よろしければ聞きにいらしてくださいませ。