ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

祭の縁

前祭が終わったら、祇園祭山鉾巡行の後祭り。
宵宵宵山を巡ります。

去年復活した大船鉾に続き、
休み山の鷹山にも復興の兆し。

囃子方が芸術センターのグラウンドで囃子を奏でておられました。
1年目とは思えない、しっかりした祇園囃子

色々巡って、ひと休みしていると
「お一人ですか?」と男性に声をかけられました。

私「祇園祭が好きで、来てるんです」と言うと
「僕もそうです。”ぜんまつり”(前祭?)から通って、色んな山鉾の手ぬぐいを集めています」
私「!”さきまつり”ですね?おもしろい手ぬぐいはありましたか?」
「鯉山の手ぬぐいは迫力があります。」
私「このお町内ですね?」
「どこか知りませんが、すぐそこです」
私「このカラフルなのもいいですね」
「これは”こうきょざん”の手ぬぐいです」
私「?あ、”かっきょやま”ですね」

祇園祭が好きそうだけど、読み間違いがいっぱいだ。

そのうちに、周りの人も話に入ってきた。
京都が好きで、定期を買っている桂の人。
北海道から1年に6回も来る人。
女鉾の前で昔、尺八を吹いたことがある人。

皆さんに、平成女鉾清音会の奉納囃子のチラシを配りました。
「女の人達が鉾の上で奏でる姿を見てみたいわぁ」
私「来年、20周年には見てもらえるよう、がんばります!」